函館（ベイエリア）

函館港は北海道への玄関口として、また江戸末期に諸外国に対して開港された港町であった。

波止場から函館駅周辺一帯がベイエリアと呼ばれて、観光客が集まるスポットである。夜の明かりの情緒を作るライトアップがなされていて、旅の無聊を慰めてくれる。





港の倉庫群が特産物を華やかなライトの元で売っている。電飾が眩い。明治初期に出来た倉庫跡が「明治舘」という名で土産品を並べる店が中には集まっている。






波止場には電飾で出来たツリーの巨大なのが出来ており、日に３回点灯を繰り返して、その都度、若い観光客の歓声を誘っているという。その瞬間には、打ち上げ花火も賑わいに興を添えるという。







突き当たりに大きなツリーのある道の両側は、金森洋物舘という名の旧レンガ倉庫で、中には店屋が並ぶ。ここは昔魚網の浮きに使う大きなガラス球を作っていた商店であったそうな。　最も人通りのある道路である。





ここは当初の波止場の形が残っている場所と思う。雪で白くなったボートが舫っている。






連絡船の元波止場だろうか。
　前方ににょきにょきと立つ柱は、かつての連絡船摩周丸の船体で、今は記念館として残っていると言う。
　雑踏整理の警備員は赤いサンタになって立ち尽くす。寒いだろうなあ。今夜は賑わいはあるが、雑踏というほどの人は出ていない。