昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

恐竜の化石発見(兵庫県)

2009-03-11 | 話題

  兵庫県丹波市で恐竜の化石が見つかった。愛称を「丹波竜」と名付けられている。

過去2回の調査で発見された化石は、なかなか立派なものである。




パンフレットの印刷を見ても、地元の丹波竜への期待が現れている。netも出来ている。




世紀の化石発見の過程を順を追って見る。
1次調査の前から、地元のマニア2人が変わった形の石を発掘しており、兵庫県三田市にある「県立人と自然の博物館」に鑑定を依頼していた。



 同じ地点で骨の主要な部分が発見されたが、恐竜が死んだ時、別のが来て千切って物陰で食べたりするから、どこに散らばっているか分からないと言う。
 恐竜時代の世界が眼に浮かぶようだ。(ジュラ紀2億年前から1億4千万年前と白亜紀1億4千万年前から6千5百万年前)





化石だけを岩石から取り出したりする研究所が、兵庫県三田市の「人と自然の博物館」に併設されている。

顕微鏡を使って、歯医者の持つようなやすりで、削っていく。




尻尾の脊椎に当たる尾椎(びつい)。




尻尾の脊椎に当たる尾椎。根元の方である。これを岩石から分離するのに、40日掛かったと言う。






 発見された場所の地図。JR谷川駅から約1kmの化石工房が地元の肝煎りの展示館である。渓谷沿いの桜はいい散歩コースである。
 発見現場のJR福知山線の下滝駅は桜の名所「川代公園」に近い。ここから南へ神戸市まで、水がトンネルで流れている。