フォン川クルーズが次の行程で、ホテルまでゆったりと流れていく。
クルーズ船は、双胴船で双つの竜がいる。後ろから見ると、かなりの横幅のある船である。
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途中、クルーズ船と何度も出会う。
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川辺の風景。
左:牛を放し飼いにしている。自宅の裏庭から岸辺の草地に出られるらしい。
右:岸辺の物陰で、仲良くしている。
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小さな船が、すべるように進む。後方の船溜りには遊覧船でない生活のための船の村だろうか、舷側を接して漂っている。。
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暮らしの賂を船による運送と見たが、奥さんが船尾で舵を取っている。
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ホテルの今夜の夕食は宮廷料理とかで、ヴェトナム王朝の貴族の衣装を着て、宮廷音楽を聴きながらの料理を愛でる。
左:さまざまな楽器の音色と、甲高い声楽はエキゾチックな響きを持っている。この右端の楽器がヴェトナム固有の一弦琴である。
DanBauと言う名で、1930年頃から出回ったとも言われているが、正確にはまだ不明と言う。反響版もお粗末で、エレキをかけて音を響かせている。
ルーツは中国の地球琴だという人もいる。地球琴というのは、地面に穴を掘ってその穴の入口に弦を張って響かせると言う代物だそうである。
右:演奏の休憩に触ってみたが、なかなか一弦であらゆる音階とビブラートや余韻を引く音は出なかった。
一本の弦が、漏斗のような穴の中から出ているのが見えるでしょうか。縦の棒を動かして、弦の張りを調節して音階を出す。
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