昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

須磨のロマン

2010-02-13 | 歴史・文化遺産
須磨浦公園駅には山陽電車が停まる。





右下の須磨浦海岸は今は魚釣り公園があるが、そこはもはや海水浴が出来る海岸ではありません。
JR、国道2号線、須磨浦公園(戦の浜戦跡碑)、山陽電車とが山麓の狭隘な平面を走っています。

回転展望台から、更にリフトで、公園に出ます。その先に梅林があります。




山麓に、敦盛塚があります。
熊谷次郎直実は組み敷いた平敦盛の首を泣く泣く落としました。この時に浮世の無情を悟り、源平の戦いが終ってから出家し、蓮生坊と名乗って敦盛の菩提を祈ったと言います。

敦盛の胴塚と言われます。



古く明治以前から、ここにお参りに来る人が絶えません。敦盛茶屋があり、名物の敦盛そばを食わせる。
何と、暫く訪れない間に茶店が、立派な2階建ての家屋になっていた。

 主人は古地図を持っていた。それによると、義経の一の谷の奇襲作戦を、日本軍はそれを教材にして、戦争の勉強をしたという。しかもガダルカナルの戦いで実践をしたという。




敦盛の首塚のある須磨寺(2009.4/17アップ)の境内には、熊谷と敦盛の像がある。






須磨寺の寺宝の掛け軸、敦盛弱冠16歳、きらびやかな鎧を付け、熊谷の呼びかけに振り向いたのでした。