昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

北緯62.27°イエローナイフ1(カリブー)

2010-02-25 | 海外旅行
-20℃のエドモントンでは起床がAM4:45、飛行機が7:00発、それが8:30発になった。さらに機内で30分待ち、朝食は機内食で済ませ、イエローナイフのホテルに着いたのが11:00でした。気温はー30℃でした。寒いというより痛い。

 海外旅行はかように過激なんだと思ったものでした。

 ここで飛行機に乗るときに写真を撮ろうとしたら、何と電池が寒冷のために切れてしまった。それで、以下の写真は翌日以降に撮ったものです。(この電池は帰国してからも使えました)

 写真が抜けた日程は、
 グレートスレーブ湖の見晴台。氷が張っている時は、湖の向こうから氷上の高速道路が出来ています。

 街中の雪の中でライチョウが遊んでいたこと。

 昼食後、犬ぞり体験ツアーに行ったこと。
 

イエローナイフで3連泊のホテルのアプローチと下の写真は当地の空港の玄関です。 




 
左:防寒ウエアを貸してくれる。チャックは腰の両サイドにもある。
右:カリブー(トナカイ)観光ツアーの飛行機です。橇を履いています。






ツンドラ地帯の上をさらに北へ飛びます。こんなところに墜落したら、命があっても寒さでやられるだろうなと思う。



 やがて、氷の上に着陸した。氷の上だから歩くと足音が「くわんくわん」と響きます。

100mくらい離れているだろうか、カリブーが一列になって歩いている。その足音もこつこつと聞こえてくる。




唯黙々と一列に歩いている。どの群れもすべて同じ方向に歩いています。




群れが離れた時に、足跡を見るために近づきます。溝のような獣道が出来ています。



溝の中には、カリブーの糞と、足跡が残っていました。広い面積の足の蹄は、水中で泳ぐ時大変役に立ち、雪面を踏む時に役に立つと言う。


-40℃近いと思う。カメラのケースが固く凍って力を加えると割れそうだった。少しでも湿気のあるものは、凍ってくっついてしまう。

カリブーを見る背中には、正午の太陽があり、長い影を落します。




正午の太陽は夕方のそれのようです。10時頃に日の出、午後2時には日没を迎えます。