昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

奈良2飛火野の鹿

2013-11-05 | 旅の風物
秋が悲しくなるのか、鹿は鳴くのか、飛火野(とびひの)を訪れた。
 交通量の多い南北の県道に立っているのはボスの鹿である。
自分の群れの鹿がこの道に入るのを阻止しようとしている。
 2-3頭が道の境界の杭よりも道路側にいる。




飛火野に平和な鹿が寛ぐ。



やや大きな色の濃いのが、角を切られたボスである。
彼の視線の彼方に他のオスの鹿が、尻をこちらに向けている。それを警戒している。




中央左に角の切られた鹿が雌鹿の後ろを歩いています。
雌鹿の耳が背後の気配を感じているのが判る。




少し歩いて、ついに雌鹿が振り向きました。
雄鹿が、頭を低くして、雌に迫っています。赤い舌を出して誘っている。




今度は前に回って、鼻突き合わせ、雌が受け入れたようです。




雄が、雌鹿のお尻を突っついています。




雌の準備が出来たかを確かめています。  それを見ている雄鹿もいます。




雌が立ち止まりました。




次の瞬間、雄が上に乗りかかり、赤い元気な♂を露出して頑張りました。
1秒間ほどで、♂は背中から落ちました。失敗したようです。見ていた雄鹿は諦めて立ち去ります。




向きを変えて再度迫って乗りかかります。上手く営みは成功したのかどうか判りませんでした。




また、ここで近寄っていた他のオスを、彼は憤然と追っ払ったのでした。噛みつきに行きましたよ。




若草山を遠望し、紅葉したナンキンハゼの高木が飛火野の鹿をも興奮させる秋でした。