昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

29番札所松尾寺(続)

2013-11-09 | 札所巡り
 松尾寺への参道が豪雨で崩れ、遠回りの道を進む。
その道路も工事中だった。工事現場に来た時ちょうど工事が終了したところだった。
 明日から開通という前日の夕方、工事現場の人に見送られながら、松尾寺に向かったのでした。
山頂ではなくて山腹にある寺でした。輝く夕陽が眩しい。



庫裡の前の前栽のカエデが赤く染まる。




山門の周囲のカエデも赤い。




横にある日露戦争の記念碑の頭上にはサザンカが満開である。
そういえば、舞鶴湾から出航した連合艦隊は、対馬沖での日本海海戦に出撃したのだった。




サザンカの花弁が道を彩る。





ヤマモミジか、紅葉がまだらになっている。




山門から本堂に向かう石畳は赤く染まる。サクラモミジ。




二段重ねの屋根は優雅である。




本堂の奥は、馬頭観世音が安置されている。頭上に馬の像を持つ観音様がある。





本堂の周囲の腰板にあった狛犬の彫り物。後ろを向いたり、前を向いたり。
 



山門を内側から見通す。赤の世界だ。




寺を退出する頃、既に太陽は沈んでしまい、夕やみが迫っていた。