昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

百濟寺(湖東三山8)

2013-11-28 | 歴史・文化遺産
湖東三山のうち、残ってしまった「百済寺」をその翌日に出直して訪れた。

湖東三山の寺の場所にほど近く、名神高速道路に「湖東三山IC」が10月に完成していた。



湖東三山の中で、ここは庭園に力を入れている古刹です。
白鳳期の瓦が出土していることから、歴史はあるが、今では当時の伽藍の面影は残っていない。





駐車場は寺の境内のある丘の下にある。





まだ山門と言うほどの風格でない入口の門が見える。




境内のある高台に上がると、広い台地になっている境内がある。

正面の大きな落葉樹は菩提樹です。
バスの観光客の記念撮影用の札が出ている。皆さん「急げ急げ」と慌ただしい。





紙の原料になる植物「三椏(みつまた)」があった。
この寺の境内の山の中には、この三椏が多数植栽されている。





左手が本堂で、その裏をぐるっと回って池泉回遊式の庭園が広がる。




庭の泉水の周囲の山野には、色付いた植物が秋の色です。




ガマズミかも知れないが、赤い実がどこか幸せそうです。






黄色のカエデ、赤色のカエデ、秋色になった灌木も色を添える。





泉水の岸辺の石組みではムラサキシキブが紫色の実を付けている。




その隣にはビナンカズラが赤い実を…。

三か寺を廻って、それぞれの境内の風景が混乱しそうでした。