昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

長岳寺の柿

2006-11-07 | 自然界
まだ紅葉には少し早い。今年は何処の、何の紅葉に狙いをつけようかと、今から楽しみです。

 長岳寺には、横幅11m高さ4mの地獄絵があって、毎年11月頃に公開している。今年は訪れる機会があって、山之辺の道沿いの古刹を訪ねた。

 紅葉ではないが、秋の色、柿が色付いていた。この色を陶工柿右衛門が出そうと心血を注いだのである。
 鐘の鳴る法隆寺ではないが、ここは静かな奈良盆地を見渡す山之辺の道である。

 

背景の森は第10代崇神天皇陵古墳である。通称、行燈山古墳である。

 崇神天皇は119歳で崩御された。記紀によるものであるが、名をハツクニシラススメラミコトといい、第1代神武天皇と字は違うが同じ名前である。
 記紀の編纂者たちは、この崇神の時代からかなり史実として認識していたのではないか。発掘調査で出土品などはかなり本当らしくなってくる。

 よく言われる、ジンム・スイゼイ・アンネイ・イトク・コウショウ・コウアン・コウレイ・コウゲン・カイカの第9代までは、まさに物語であり神話の世界である。
 

秋の日は釣瓶落しとか言いますが、のんびりしていると早くも夕暮れを迎えた。
左:JR柳本の駅の陸橋で、カメラに入れることに気付いた。西の葛城山系に落ちている。秋の野であれば良かったと臍を噛んでいる。
右:境内で村の人が販売している柿。柿の畑に簾を立てて、店を出している。4個入りが100円とは。3個と思っていたら4個100円だった。近ければ買いに行きたい。
 種があるから出荷できないと言っていたが、家で食べてみると、3個で種が一つくらい入っている。


夕陽に映える蔦紅葉。長い影が地蔵院の土塀に伸びる。
 甲子園の蔦はなくなっても、ここに残っているぞーっ!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きれい! (旭川の まりあ)
2006-11-07 09:57:27
スゴイ! 千成柿だ~!

蔦の赤色が、夕日の中で白壁に映えて、キレイ・・・!
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旭川のまりあさんへ (tetu)
2006-11-07 21:51:00
 1個が250-60g位あります。ダイエット食には一個で充分かなあ。甘味抑え目のみずみずしい果実ですね。
 子供の頃、学校から帰って来ると、柿の木に登って、肥後の守と言うナイフで皮を剥いて、食べたものでした。

 今秋初の蔦紅葉になりました。
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いろんな秋 (こはる)
2006-11-09 11:28:51
 いろんな秋をお楽しみですね!
 信州のモミジはちょっと盛りを過ぎた感じですが、私もいろんなモミジ楽しんでいます。
 昔は柿ってぜんぜん好きじゃなかったですが、最近はなかなか贅沢な果物じゃん・・・って思うようになりました。
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こはるさんへ (tetu)
2006-11-09 21:55:09
 行く秋を逃さないようにと思っています。先日の立冬の日の木枯し一号のあと、どーんと気温が下がり、ストーブが出てきました。
 この寒さでは、もう権兵衛トンネルは来年になりそうです。

 このての柿は、甘味控え目で、水分たっぷりの、美味ですね。
 最近味を見直しています。美味い!
 
 
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