三越のインストアベーカリー ジョアン

　1905（明治38）年創業のドンクが、パリのパン屋さんローラン・ジョアン氏と立ち上げたブランドが「ジョアン」。フランスだけにこだわらず、世界の代表的な食事パンが揃う店を目指したという1号店は銀座三越に1983年にオープンしたそうです。濃いグリーンの手提げ袋が銀座のあちこちで目に付き「ジョアン現象」と呼ばれたとか。

　ドンクはいろんな所にお店がありますが（2009年9月現在144店）、ジョアンは三越にしかありません（16店）。百貨店にとっては冬の時代になり、かつて20店あったという店舗は減るばかりですね。そういえば、同じくドンクのブランドであるモワザンも大阪のそごう心斎橋本店が閉店したので、今では千葉そごうだけになってしまいました。

　千葉三越も日曜日だというのにあまり賑わっている感じがしないなー、大丈夫かなーと地下1階のジョアンへ行ってみると、この一角だけはお客さんがたくさん！パン売場のレジ3台にもミニクロワッサン売場にも行列ができていました。
　ドンクとどう違うのかはよくわからないけれど、パンの種類はとっても豊富です。
　事前に定番パンの焼き上がり時間表をチェックしておきました。店内をぐるぐるまわってトレイにのせたのは以下の5点、672円の会計となりました。


・コーンパン 63円


・香麦ヴィエノワ（北海道産あずきのクリーム） 189円＜関東地方6店限定販売＞


・ブルーベリーベーグル 178円



・クランベリーのパン 136円



・よもぎもち 105円

　コーンパンは、銀座三越ドンク時代からの看板商品だそうです。もっちりふんわりとしたシンプルな美味しさ。
　北海道産のブレンド小麦粉「香麦」使用の関東限定販売のヴィエノワは、バター入りのリッチなパン。あずきのクリームも甘いです。
　クランベリー入りの白いパンは、パンそのものはもっちりとして美味しいのですが、もう少しクランベリーが入っていたらうれしいな～。
　よもぎもちはもっちもちの面白い食感でした。これってドンクのミニワンで3月の期間限定で販売されるよもぎもちと同じかなのかな？

　次回はフランスパンか食パンを買ってみないといけないですね。ミニワンとこちらのミニクロの食べ比べもおもしろそう。ごちそうさまでした。

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店名■ジョアン 千葉三越店
住所■千葉県千葉市中央区富士見2-6-1 千葉三越店B1F
電話■043-224-3131
営業時間■10:00～19:00