白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

国内初、手話で授業の学校

2008-05-22 03:48:21 | その他
今朝、ぼけぇ~っとベイスポを眺めているとこんな見出しが目に飛び込んできた。

「国内初、手話で授業の学校」

そこにはこうかかれてあった。

『耳の聞こえない子ども達に手話を主体とした授業を勧める全国初の学校「明晴学園」が今春、東京都品川区に開校した。』

へぇ、あれだけ手話に反対だった日本で、手話を主体とした聾学校が出来るとは、ずいぶん時代も変わったものですねぇ。

でもこの学校、公立?

手話で授業ということは、先生が手話が出来なきゃいけないわけでしょ。
今の日本の制度では、数年ごとに先生が転勤になるから、聾にたいしても手話に対しても全く無知の先生が次から次へと聾学校に転勤になってくるんでしょ。

っで、少し手話を覚えかけて、聾のことが分かりかけたところで、また転勤。
また普通校に戻って、そのうち手話のことなんか忘れちゃう。
聾学校の先生といっても、みんな教員採用試験に通ったいわば公務員の先生。
聾学校教員という別枠があるわけでもなんでもない。
ろうの先生がほとんどいないのも、それが原因なんだって聞いたことがある。

この学校はどうなんだろう?
先生は別枠で採用されて、固定なのかしら?