ワシの左隣の席は上司の部長で、右隣は上席なんちゃら推進役で、肩書きはともかく、ふたりとも妙齢でかつ喫煙組で加齢臭もきつい。そんななか、左隣の部長が、自宅近所でイヌとおぼしきウンコを踏んづけ、そのまま出社していたことが、夕方6時、退社寸前に発覚。
そもそも朝から、くさい。しかも微妙にそこはかとなく、時おり瞬間的にウンコ臭が・・・。臭源がわからない。右と左、どっちだ。誰かおなかの調子が悪いのかなあ、くらいに思っていたのだが。
一方、犯人のこのおっさん、自分でもくさいとわかっていて、ワシが悪臭源だとかんぐっていたみたいだったが、経営会議で会議室にいるときも、くさく、こりゃ妙だなと思っていたのだと。アホか。
帰社寸前に、靴に「運子」が貼りついていることが発覚。しかも足元には「運子」の乾燥した欠片が。彼は納得して大笑いって。わしは笑えんよ。ほんと。上司だから、やむなく、あいそ笑いしたけど、たぶんに顔引きつってたと思う。
「きょう、宝くじ買ったら、当たるかもね。」って、おめーウンがついてるってやつか。刺したろか。ぐわっし。