いい歳こいて、全く歳相応でない。歳相応だと部長の肩書を得て、優秀な子女に恵まれ、大きな邸宅に住まい、寝酒はVSOPのブランデー。
実際は、肩書なぞほとんどないに等しいし、娘達は頼りないし、賃貸の狭い3LDK住まい。とても歳相応といかない。
おまけに白髪交じりの頭で若い子たちと一緒になってサッカースタジアムで歌を唄う。こんなはずじゃなかったのに。
といいつつ、同窓会の幹事になっているのだ。「歳相応の」同級生も多いというのに、全く恥ずかしい。ただ、いい歳こいていようが、年収が低かろうが、あまり関係がない。
みんなで何かを汗を流してやるのが好きだから、同窓会もそれが目的。何かを見せびらかすのが目的ではないはずだよな。そんな同窓会は嫌だろう。