湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

親のこと

2016-03-21 18:23:47 | 学習
父も母も大卒だった。

同級生の親はほとんど高卒だったと思うが、やたらとそれを強調した。

うちは特別なんだと思いこむ。子として当然である。

しかしながら、いま思うと事実として大学を出ていたというだけで、何も知らなかった。学校の教師だから、世間のことは何も知らない。社会人として現場で実業に取り組む同級生の高卒のお父さん連中のほうがよっぽどオトナだった。

実際、英語が話せるわけでもない。辞書の引き方を知ってるだけだった。

実がないくせにやたらプライドが高かった。

しかも、いらんチュウコクばかりしてきた。目が悪くなる勉強法や学校の教師から聞いたわけのわからん情報。節目節目、大事な都度、まちがったアドバイスで子の人生を狂わせ続けてくれた。

口グセは不良になるぞ、だった。不良が病気なのだ。高卒のお父さんお母さんも不良なのだ。意味がわからない。

晩年になっても、吉野家に出入りできなかった。ジャンパー着てネクタイ巻いてない人は不良で、襲いかかられると思って恐れていたらしい。

生涯クソだった。