増田明美女史の粘っこい解説。蒸し暑いわ。
6月に副都心線ができて練馬のワシの家から渋谷恵比須方面が近くなった。渋谷から副都心線に乗ると、急行に乗れれば家まで1時間もかからない。とくに渋谷から小竹向原までものすごいスピードで急行電車が走る。
金曜日はニ○ホニャ●タマクローと目黒の某有名とんかつ店に行ったが、目黒には、彼には似合わない、おしゃれなスポーツバーなんかもあってけっこう楽しかったりする。ふだんは練馬と新宿の単純往復のワシだが、そろそろ城南(?)方面にも進出してみるか。
ええとしこいて、と笑われそうだが、こんな本を読んでいる。
これがけっこういい本なのである。もともとは子供たちに読ませようと買った本なのだが、けっこう内容が難しかったりするので、自分で読んでいる。トルストイの「人は何で生きるか」なんかも入っているのだが、こんな作品、ちょっとそこいらのガキが読むには無理があるだろう。
少年少女のための世界名作選。地下鉄の中でおやじが嬉々として読んでいたりする。
けっこうこの1週間、遊びまくった。木曜日から諏訪湖や車山高原に行き、軽井沢の豪華ホテルでコース食って、そのあとニョーボやワシの実家をめぐって今日久しぶりに東京に帰ってきた。
大げさな意味でなく、けっこう日本のあちこちを見て回ったつもり。で、よ~くわかったのは、日本がけっこう美しい国に戻っているということである。産業の空洞化などといわれ、外国に製造設備が移転している分、日本の河川や山々は確実に美しくなっている。これは間違いがない。
ワシが子供の頃、よく遊んだ河川はたいがい近所の製薬工場の排水で紫色をして、とても生物が住む環境になかったのだが、今年ひさしぶりに近所の用水路などを見て驚いた。ものすごくきれいになっているのだ。見た目だけじゃなくて、長さ30センチくらいの大きなフナが何十匹も悠々と泳ぎ、亀があちこちの岩につかまり、都内のペットショップに売っているような藻が、自然に河にたなびいているのだ。
そんな光景を見た後、新幹線で東京に向かった車窓からの風景、よくみると美しいではないか。水田の緑、森の木々。たぶん15年位前とは雲泥の差があるほどきれいになっている。もうそんなに成長を遂げなくともよい。美しい国日本。僕はもう一度この国に誇りを持った。
↑大きなフナの絵