私の穴馬券の話ではありません。(笑)
浦和のさきたま杯でのキングスゾーン号の話です。
この馬にとって、JRA馬を始め、南関東の雄を相手に交流重賞アタマ差の2着という結果は上々と言うべきでしょう。
しかしながら、残り100メートル、勝てる!と一瞬感じただけに惜しかった!
枠順に恵まれた、馬場に恵まれた、展開に恵まれたetc...などいくつかの要素が絡まっているとはいえ、この馬の力を考えれば、このクラスの相手ならばこれくらいの好勝負ができて当然。
この馬は真面目に走っていない。
まだまだ走る潜在能力は持っているはずです。
この馬は、若い頃から砂を被ることを極端に嫌ったり、一頭になると気を抜いたりしてしまう悪い癖があってなかなか乗り難しい馬だということ。
今回はようやく岡部誠騎手がこの馬の良い面をレースに存分に発揮してくれましたね。
最後の直線は去年の「浦和記念(GⅡ)」を思い出しましたが、道中はそれよりも川崎競馬場「JBCマイル(GⅠ)」での山本茜騎手の騎乗をイメージして見ていました。
スタート直後、テンは出ムチを振るって先行し、2コーナーを回ったところで少し気を抜く仕草を見せたキングスゾーンを手綱をしごいて(今回はムチが入った)再び気合いを入れ直す。。。
この馬にとって重要なのはペースではなく、いかに最後まで気を抜かせずに走らせることができるかということ。
さすがにGⅠクラスの馬が相手では厳しいでしょうが、このレベルの相手なら少々無理をしても大丈夫。
この馬の能力、勝負根性は並ではありませんから、4コーナーまでをうまく回って来られれば・・・・・まずはナントカなるのです。
それは、去年の「JBCマイル」で茜ちゃんが示してくれたこの馬の乗り方。
彼女はこれまでにレースで19回もキングスゾーンに騎乗しているのですから、この馬のことを一番良く知っていて当然。
また、未熟なデビュー当時からキングスゾーンと一緒に苦労し成長してきたようなものなのですから、余計にこの馬のイメージは強いのでしょう。
さきたま杯での岡部騎手の騎乗は、そんな茜ちゃんが跨っていたときのキングスゾーンのレースそのままのように見えました。
しかしながら、、、、、”ナントカなる・・・”というのは、この馬、最後抜け出して一頭だけになってもまた気を抜いてしまう。。。というトコロ。(笑)
ホント、難しい馬のようです。
最後の直線を向いた時、まず外目からアグネスジェダイ(内田博)がやって来て、馬がそれに気を取られてか少々膨らんでしまったことが結果的には痛かった?
それは内の経済コースがポッカリ開いたメイショウバトラー(武豊)にとっては願ってもない事だったでしょう。
しかしある意味、それも仕方ないこと。
キングスゾーンにとっては競ってくる馬が必要なのですから。(笑)
早め抜け出してもやはり馬がフワフワして(今年の東海桜花賞のように)もっと悪い結果になってしまったでしょうし、ああなってしまうのはこの馬にとって避けて通れない関門なのです。
最後は、やはり地力?。。。いや勝った馬とは完成度の差でしょう。
この馬が大きなレースを勝つには、このレースのような展開で最後”競り勝つ”だけの力をつける(運もある?)しかないでしょう。
それにしても、惜しい!
キングスゾーンにとっては、あまりにも惜しいレースでした。
交流重賞はこれで、
「浦和記念(JpnⅡ)」 (2000m・左)・・・2着。<山本茜>
「佐賀記念(JpnⅢ)」 (2000m・右)・・・3着。<安部幸>
「黒船賞(JpnⅢ)」 (1400m・右)・・・・3着。<安部幸>
「さきたま杯(JpnⅢ)」(1400m・左)・・・・2着。<岡部誠>
いずれのレースも、地方馬では最先着しています。
この馬の力をしては、この「さきたま杯」の配当は美味しいですね。
大きく敗れたレースも、
「名古屋大賞典(JpnⅡ)」(2500m・右)。
「ダイオライト記念(JpnⅡ)」(2400m・左)。
「かきつばた記念(JpnⅢ)」(1400m・右)。
と3つだけでいづれも敗因はハッキリしています。
決して力負け(競走能力的なもの)ではなく、距離や枠順の不利などによる乗り方の問題が大きいように思います。
そこで問題なのが、来月初めから2ヶ月間、現在の主戦騎手である岡部誠騎手はマカオで騎乗するということ。
せっかく岡部騎手もキングスゾーンが手の内に入ってきたように思うのですが、これは仕方ないことです。
では、このあと次走からキングスゾーンには誰が跨るのか?
これは非常に興味深いことです。
これまでもこの馬、同じようなことが何度も繰り返しありました。
難しい馬であるにもかかわらず、ちょうど騎手が手の内に入ってきた頃に乗り替わり。。。
山本茜騎手→丸野勝虎騎手→安部幸夫騎手→岡部誠騎手→???
はてさて、この法則に則って考えれば、次は吉田稔騎手というところでしょうか?(笑)
それとも、上記4人のうちの誰かが再び手綱を取るのでしょうか?
どちらにせよ、キングスゾーンにとって最良の選択を期待します。
いつかは交流重賞のタイトルを取って欲しい。
そう願わずにはいられない馬でありますから。
それでは、また。
浦和のさきたま杯でのキングスゾーン号の話です。
この馬にとって、JRA馬を始め、南関東の雄を相手に交流重賞アタマ差の2着という結果は上々と言うべきでしょう。
しかしながら、残り100メートル、勝てる!と一瞬感じただけに惜しかった!
枠順に恵まれた、馬場に恵まれた、展開に恵まれたetc...などいくつかの要素が絡まっているとはいえ、この馬の力を考えれば、このクラスの相手ならばこれくらいの好勝負ができて当然。
この馬は真面目に走っていない。
まだまだ走る潜在能力は持っているはずです。
この馬は、若い頃から砂を被ることを極端に嫌ったり、一頭になると気を抜いたりしてしまう悪い癖があってなかなか乗り難しい馬だということ。
今回はようやく岡部誠騎手がこの馬の良い面をレースに存分に発揮してくれましたね。
最後の直線は去年の「浦和記念(GⅡ)」を思い出しましたが、道中はそれよりも川崎競馬場「JBCマイル(GⅠ)」での山本茜騎手の騎乗をイメージして見ていました。
スタート直後、テンは出ムチを振るって先行し、2コーナーを回ったところで少し気を抜く仕草を見せたキングスゾーンを手綱をしごいて(今回はムチが入った)再び気合いを入れ直す。。。
この馬にとって重要なのはペースではなく、いかに最後まで気を抜かせずに走らせることができるかということ。
さすがにGⅠクラスの馬が相手では厳しいでしょうが、このレベルの相手なら少々無理をしても大丈夫。
この馬の能力、勝負根性は並ではありませんから、4コーナーまでをうまく回って来られれば・・・・・まずはナントカなるのです。
それは、去年の「JBCマイル」で茜ちゃんが示してくれたこの馬の乗り方。
彼女はこれまでにレースで19回もキングスゾーンに騎乗しているのですから、この馬のことを一番良く知っていて当然。
また、未熟なデビュー当時からキングスゾーンと一緒に苦労し成長してきたようなものなのですから、余計にこの馬のイメージは強いのでしょう。
さきたま杯での岡部騎手の騎乗は、そんな茜ちゃんが跨っていたときのキングスゾーンのレースそのままのように見えました。
しかしながら、、、、、”ナントカなる・・・”というのは、この馬、最後抜け出して一頭だけになってもまた気を抜いてしまう。。。というトコロ。(笑)
ホント、難しい馬のようです。
最後の直線を向いた時、まず外目からアグネスジェダイ(内田博)がやって来て、馬がそれに気を取られてか少々膨らんでしまったことが結果的には痛かった?
それは内の経済コースがポッカリ開いたメイショウバトラー(武豊)にとっては願ってもない事だったでしょう。
しかしある意味、それも仕方ないこと。
キングスゾーンにとっては競ってくる馬が必要なのですから。(笑)
早め抜け出してもやはり馬がフワフワして(今年の東海桜花賞のように)もっと悪い結果になってしまったでしょうし、ああなってしまうのはこの馬にとって避けて通れない関門なのです。
最後は、やはり地力?。。。いや勝った馬とは完成度の差でしょう。
この馬が大きなレースを勝つには、このレースのような展開で最後”競り勝つ”だけの力をつける(運もある?)しかないでしょう。
それにしても、惜しい!
キングスゾーンにとっては、あまりにも惜しいレースでした。
交流重賞はこれで、
「浦和記念(JpnⅡ)」 (2000m・左)・・・2着。<山本茜>
「佐賀記念(JpnⅢ)」 (2000m・右)・・・3着。<安部幸>
「黒船賞(JpnⅢ)」 (1400m・右)・・・・3着。<安部幸>
「さきたま杯(JpnⅢ)」(1400m・左)・・・・2着。<岡部誠>
いずれのレースも、地方馬では最先着しています。
この馬の力をしては、この「さきたま杯」の配当は美味しいですね。
大きく敗れたレースも、
「名古屋大賞典(JpnⅡ)」(2500m・右)。
「ダイオライト記念(JpnⅡ)」(2400m・左)。
「かきつばた記念(JpnⅢ)」(1400m・右)。
と3つだけでいづれも敗因はハッキリしています。
決して力負け(競走能力的なもの)ではなく、距離や枠順の不利などによる乗り方の問題が大きいように思います。
そこで問題なのが、来月初めから2ヶ月間、現在の主戦騎手である岡部誠騎手はマカオで騎乗するということ。
せっかく岡部騎手もキングスゾーンが手の内に入ってきたように思うのですが、これは仕方ないことです。
では、このあと次走からキングスゾーンには誰が跨るのか?
これは非常に興味深いことです。
これまでもこの馬、同じようなことが何度も繰り返しありました。
難しい馬であるにもかかわらず、ちょうど騎手が手の内に入ってきた頃に乗り替わり。。。
山本茜騎手→丸野勝虎騎手→安部幸夫騎手→岡部誠騎手→???
はてさて、この法則に則って考えれば、次は吉田稔騎手というところでしょうか?(笑)
それとも、上記4人のうちの誰かが再び手綱を取るのでしょうか?
どちらにせよ、キングスゾーンにとって最良の選択を期待します。
いつかは交流重賞のタイトルを取って欲しい。
そう願わずにはいられない馬でありますから。
それでは、また。