我が地元名古屋競馬場にて盛り上がりの中、無事終わったレディースジョッキーズシリーズ。LJS。
いまだに宮下瞳騎手と山本茜騎手が火花を散らした3コーナーから4コーナーあたりの砂が焼け焦げていないか心配です。。。(笑)
前回名古屋所属の二人の騎手の話で終わりましたので、再度騎手の話を。。。
まず総合2位に入った別府真衣騎手ですが、私の素人目にも彼女が乗れる騎手であることがわかります。
荒尾ラウンドでは8番人気の馬を3着に、高知ラウンドでは7番人気の馬を2着に持ってくるなど”レースセンス”の良さを感じさせてくれました。
総じて人気馬に跨ることが多かった山本茜騎手とは対照的に、下位人気の馬を上位に押し上げたという点では別府真衣騎手の方が目立ちましたね。
ダテに、わずか19歳という若さで地元で80勝近くしてはいません。
私が今シリーズ一番の名勝負だと勝手に思い込んでいる、荒尾での初戦「富士通杯」での、最後の直線での山本茜騎手との壮絶なマッチレースの叩き合い。。。
追い比べを制して見事優勝をもぎ取ったのが強く印象に残っています。
下位人気の馬を押し上げたという点では、同じ高知の同期生森井美香騎手が一番でしょう。
彼女が跨った馬は、荒尾ラウンドから”9番人気→12番人気→8番人気→5番人気→7番人気→6番人気”と一度も掲示板に載ることも苦しいような馬ばかりでした。
そんな彼女が”総合5位”(32ポイント)ということなのですから立派です。
ほとんど同じような状況だった笹木美典騎手が、”総合9位”(わずか6ポイント)だったことを考えれば、森井騎手の騎乗がいかに秀逸な騎乗であったということを認めざるを得ないでしょうね。
こちらも地元高知ではすでに28勝を挙げている実績はウソではありませんでした。
名古屋の山本茜騎手も含め、教養センター82期生のこの3人は、これからも良きライバルとして凌ぎを削っていくことでしょう。
話に出てきたので、笹木美典騎手にも触れておきましょう。
彼女の場合、騎乗は??まあ別として、その絶大なる人気に”座布団10枚”あげてもいいでしょう。
自身のホームページ”みのり姫御殿”では、各地方の若手ジョッキーとの交流なども紹介されているのですが、その明るいキャラの魅力全開、まさに彼女は公私共々”真のアイドルジョッキー”たりえる存在です。
騎乗は別。。。なんて失礼なことを書きましたが、彼女が所属しているのは競馬のふるさと、レベルが高くライバルの多い”北海道”。
なかなか勝てそうな馬の騎乗機会も少ないでしょうし、可哀想な気もしますね。
是非来年もこのシリーズを開催し、”彼女に勝たせてあげたい!”。。。と思うのは私だけではないでしょう。(笑)
赤見さんとのインタビューのやりとりの中で、
”今彼氏はいるんですか~??”
という質問。
”。。。。。(3秒)、いません。”
”そんなわけないだろー?”とすかさず突っ込みたくなった私でした。
赤見さん、あんまりプライベートな余分なこと聞くと嫌われちゃいますよ~。(笑)
”よかったですねー、みなさん!”
赤見さん、その周りにいる人だかりの平均年齢を考えてみて下さいなー。(爆)
あと個人的に惹かれたのが、岩手の皆川麻由美騎手ですかね。
恥ずかしながら、私の中では一番地味な存在でしたので全くノーマーク。
地元岩手でもそんなに乗っていないようですし、戦績も目立ったところもなく、荒尾の岩永千明騎手のように各方面の記事などの情報すらも希薄な彼女。
赤見さんのしょっぱなの質問の中で。。。
”趣味はパチンコ!”
あれで私はイカレちゃいましたね。
この娘、いいわぁ!↑
あの自虐的なノリ、笑いのとり方、けっこう好きですね。
他の各ジョッキーのあの反応を見ると、パチンコやるのは彼女だけのようです。
みんな苦笑いしてましたが、そんなにおかしいかなぁ~。。。彼女がパチンコやるのがぁ?
茜ちゃんも似合いそうだけど・・・・・(失敬!)
そんな彼女が、”総合3位”。
勝ち鞍こそありませんでしたが、3場の全てのレースの中で掲示板を外したのはわずか1回のみ。
落ち着いて安定した騎乗を見せてくれました。
なんと言っても気に入ったのが、彼女がどのレースでもゴール直後の馬を流している時に、必ず勝ったジョッキーに声をかけていたことです。
ああいうことが自然にできる人は、きっと周りから好かれるタイプなのでしょうね。
池本徳子騎手ですが、彼女も総じて騎乗馬には恵まれませんでした。
ただ、5番人気だった高知ラウンドの初戦「南国土佐はちきん特別」での”武豊もびっくり”の豪快なまくり勝ちは印象深いレースでした。
あの荒尾ラウンド初戦の”別府真衣VS山本茜”のマッチレースが名勝負NO.1ならば、こちらのレースは勝った馬の名騎乗NO.1のレースといえるでしょう。
名古屋では不発に終わりましたが、ああいったノーチャンスの馬でも諦めずに工夫して勝ちにいくための姿勢は、高く評価されてしかるべきなのではないでしょうか。
最後に、私も千葉時代からよく知っている南関東の二人、牛房由美子騎手と平山真希騎手ですが。。。
彼女達は今回に関して言えば、あまり乗れていませんでしたね。
牛房騎手の方は、高知ラウンドで一度1番人気がありましたが7着に敗退。
あれは勝っておきたかったでしょうねー。
総じて馬には恵まれませんでしたが、もう少し何とかして欲しかった気もします。
一方の平山騎手の方は、荒尾ラウンドの初戦こそ12番人気の馬でしたが、その後は”2番人気”が2回、”3番人気”が1回、”4番人気”が1回、と比較的騎乗馬には恵まれていましたが、ことごとく人気よりも着順の数字が大きくなってしまうという結果になってしまいました。
人気馬での先行がオーバーペースになったり、あるいはスタート出遅れたりとまさに”踏んだり蹴ったり”。
思うのですが、この二人の騎乗はどのレースでも最後の3コーナー過ぎの勝負懸かったところで、毎回少し追い出しが早すぎるような気がしたんですが、、、実際どうなんでしょう?
それってやはり馬のレベルの違いのせいでもあると思うのですが。。。。。?
だいたい南関東では、どの競馬場のレースでも勝ち馬は3コーナー過ぎから仕掛けないと遅れてしまうことが多いように思います。
いくら下級条件の馬にしても、勝つような馬は3コーナーから仕掛けても最後は我慢できるレベルにあります。
また、そうでなくては勝ち残れません。
それが、、、今回の荒尾、高知、名古屋のせいぜいCクラス上位程度の馬のレース。。。
ここら辺りの馬は、先行していって3コーナーから追い出したら最後はまず止まってしまう???・・・でしょう。
南関東の彼女達はもしかしたら、人気の騎乗馬を買い被りすぎていたのかも知れません。
あくまでこれは、私の推測でしかありませんが。。。。。
それにしてももう少し乗れても良かったのになぁ~、と言うのが私の正直な感想です。
最後に、荒尾ラウンドのみの参加でしたJRA所属の西原玲奈騎手、増澤由貴子騎手ですが、、、今回はあえて彼女達の話に触れることは止しましょう。
結果も冴えませんでしたし。。。
でも決して、彼女達が騎手として劣っているとはとうてい思いません。
やはりレースとは生き物、レースに出て初めて磨かれてくる部分がやはり大きい。
そういった意味で、数多く出走経験がある地方競馬の騎手のほうが有利であったと結果だけ見ればそう言わざるを得ないでしょう。
またまた長くなってしまいました。
今回はこのあたりで・・・・・。
さらに長くなってしまいそうですし。。。(笑)
各ジョッキーについての雑感はこのくらいにして、次回は今年のレディースジョッキーズシリーズの”べストレース”なんかも生意気にも選んでみようかと考えております。
その他諸々・・・・・。
また次回に。。。
それでは、また。
いまだに宮下瞳騎手と山本茜騎手が火花を散らした3コーナーから4コーナーあたりの砂が焼け焦げていないか心配です。。。(笑)
前回名古屋所属の二人の騎手の話で終わりましたので、再度騎手の話を。。。
まず総合2位に入った別府真衣騎手ですが、私の素人目にも彼女が乗れる騎手であることがわかります。
荒尾ラウンドでは8番人気の馬を3着に、高知ラウンドでは7番人気の馬を2着に持ってくるなど”レースセンス”の良さを感じさせてくれました。
総じて人気馬に跨ることが多かった山本茜騎手とは対照的に、下位人気の馬を上位に押し上げたという点では別府真衣騎手の方が目立ちましたね。
ダテに、わずか19歳という若さで地元で80勝近くしてはいません。
私が今シリーズ一番の名勝負だと勝手に思い込んでいる、荒尾での初戦「富士通杯」での、最後の直線での山本茜騎手との壮絶なマッチレースの叩き合い。。。
追い比べを制して見事優勝をもぎ取ったのが強く印象に残っています。
下位人気の馬を押し上げたという点では、同じ高知の同期生森井美香騎手が一番でしょう。
彼女が跨った馬は、荒尾ラウンドから”9番人気→12番人気→8番人気→5番人気→7番人気→6番人気”と一度も掲示板に載ることも苦しいような馬ばかりでした。
そんな彼女が”総合5位”(32ポイント)ということなのですから立派です。
ほとんど同じような状況だった笹木美典騎手が、”総合9位”(わずか6ポイント)だったことを考えれば、森井騎手の騎乗がいかに秀逸な騎乗であったということを認めざるを得ないでしょうね。
こちらも地元高知ではすでに28勝を挙げている実績はウソではありませんでした。
名古屋の山本茜騎手も含め、教養センター82期生のこの3人は、これからも良きライバルとして凌ぎを削っていくことでしょう。
話に出てきたので、笹木美典騎手にも触れておきましょう。
彼女の場合、騎乗は??まあ別として、その絶大なる人気に”座布団10枚”あげてもいいでしょう。
自身のホームページ”みのり姫御殿”では、各地方の若手ジョッキーとの交流なども紹介されているのですが、その明るいキャラの魅力全開、まさに彼女は公私共々”真のアイドルジョッキー”たりえる存在です。
騎乗は別。。。なんて失礼なことを書きましたが、彼女が所属しているのは競馬のふるさと、レベルが高くライバルの多い”北海道”。
なかなか勝てそうな馬の騎乗機会も少ないでしょうし、可哀想な気もしますね。
是非来年もこのシリーズを開催し、”彼女に勝たせてあげたい!”。。。と思うのは私だけではないでしょう。(笑)
赤見さんとのインタビューのやりとりの中で、
”今彼氏はいるんですか~??”
という質問。
”。。。。。(3秒)、いません。”
”そんなわけないだろー?”とすかさず突っ込みたくなった私でした。
赤見さん、あんまりプライベートな余分なこと聞くと嫌われちゃいますよ~。(笑)
”よかったですねー、みなさん!”
赤見さん、その周りにいる人だかりの平均年齢を考えてみて下さいなー。(爆)
あと個人的に惹かれたのが、岩手の皆川麻由美騎手ですかね。
恥ずかしながら、私の中では一番地味な存在でしたので全くノーマーク。
地元岩手でもそんなに乗っていないようですし、戦績も目立ったところもなく、荒尾の岩永千明騎手のように各方面の記事などの情報すらも希薄な彼女。
赤見さんのしょっぱなの質問の中で。。。
”趣味はパチンコ!”
あれで私はイカレちゃいましたね。
この娘、いいわぁ!↑
あの自虐的なノリ、笑いのとり方、けっこう好きですね。
他の各ジョッキーのあの反応を見ると、パチンコやるのは彼女だけのようです。
みんな苦笑いしてましたが、そんなにおかしいかなぁ~。。。彼女がパチンコやるのがぁ?
茜ちゃんも似合いそうだけど・・・・・(失敬!)
そんな彼女が、”総合3位”。
勝ち鞍こそありませんでしたが、3場の全てのレースの中で掲示板を外したのはわずか1回のみ。
落ち着いて安定した騎乗を見せてくれました。
なんと言っても気に入ったのが、彼女がどのレースでもゴール直後の馬を流している時に、必ず勝ったジョッキーに声をかけていたことです。
ああいうことが自然にできる人は、きっと周りから好かれるタイプなのでしょうね。
池本徳子騎手ですが、彼女も総じて騎乗馬には恵まれませんでした。
ただ、5番人気だった高知ラウンドの初戦「南国土佐はちきん特別」での”武豊もびっくり”の豪快なまくり勝ちは印象深いレースでした。
あの荒尾ラウンド初戦の”別府真衣VS山本茜”のマッチレースが名勝負NO.1ならば、こちらのレースは勝った馬の名騎乗NO.1のレースといえるでしょう。
名古屋では不発に終わりましたが、ああいったノーチャンスの馬でも諦めずに工夫して勝ちにいくための姿勢は、高く評価されてしかるべきなのではないでしょうか。
最後に、私も千葉時代からよく知っている南関東の二人、牛房由美子騎手と平山真希騎手ですが。。。
彼女達は今回に関して言えば、あまり乗れていませんでしたね。
牛房騎手の方は、高知ラウンドで一度1番人気がありましたが7着に敗退。
あれは勝っておきたかったでしょうねー。
総じて馬には恵まれませんでしたが、もう少し何とかして欲しかった気もします。
一方の平山騎手の方は、荒尾ラウンドの初戦こそ12番人気の馬でしたが、その後は”2番人気”が2回、”3番人気”が1回、”4番人気”が1回、と比較的騎乗馬には恵まれていましたが、ことごとく人気よりも着順の数字が大きくなってしまうという結果になってしまいました。
人気馬での先行がオーバーペースになったり、あるいはスタート出遅れたりとまさに”踏んだり蹴ったり”。
思うのですが、この二人の騎乗はどのレースでも最後の3コーナー過ぎの勝負懸かったところで、毎回少し追い出しが早すぎるような気がしたんですが、、、実際どうなんでしょう?
それってやはり馬のレベルの違いのせいでもあると思うのですが。。。。。?
だいたい南関東では、どの競馬場のレースでも勝ち馬は3コーナー過ぎから仕掛けないと遅れてしまうことが多いように思います。
いくら下級条件の馬にしても、勝つような馬は3コーナーから仕掛けても最後は我慢できるレベルにあります。
また、そうでなくては勝ち残れません。
それが、、、今回の荒尾、高知、名古屋のせいぜいCクラス上位程度の馬のレース。。。
ここら辺りの馬は、先行していって3コーナーから追い出したら最後はまず止まってしまう???・・・でしょう。
南関東の彼女達はもしかしたら、人気の騎乗馬を買い被りすぎていたのかも知れません。
あくまでこれは、私の推測でしかありませんが。。。。。
それにしてももう少し乗れても良かったのになぁ~、と言うのが私の正直な感想です。
最後に、荒尾ラウンドのみの参加でしたJRA所属の西原玲奈騎手、増澤由貴子騎手ですが、、、今回はあえて彼女達の話に触れることは止しましょう。
結果も冴えませんでしたし。。。
でも決して、彼女達が騎手として劣っているとはとうてい思いません。
やはりレースとは生き物、レースに出て初めて磨かれてくる部分がやはり大きい。
そういった意味で、数多く出走経験がある地方競馬の騎手のほうが有利であったと結果だけ見ればそう言わざるを得ないでしょう。
またまた長くなってしまいました。
今回はこのあたりで・・・・・。
さらに長くなってしまいそうですし。。。(笑)
各ジョッキーについての雑感はこのくらいにして、次回は今年のレディースジョッキーズシリーズの”べストレース”なんかも生意気にも選んでみようかと考えております。
その他諸々・・・・・。
また次回に。。。
それでは、また。