どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

茜ちゃん馬券考。

2007-09-07 | 競馬余談
木曜日の名古屋競馬。
名古屋若手のホープ、山本茜騎手、2勝。
これで、今年度通算49勝となりました。
見事と言えば見事。
今さらこれくらい当たり前と言えば当たり前なのかも知れません。
思えば、あと1ヶ月もすれば、彼女もデビュー丸2年が経とうとしています。
デビューの日、ソングフォーユウで初勝利を挙げたのもはるか昔のこと。
私も茜ちゃん馬券を買い続けて丸2年ということになりますかね。。。
これまで彼女にいくら入れてきたんだろう?
競馬に注ぎ込んだお金ならともかく、彼女絡みの馬券にいくら入れたかなんて数えたことはありませんが。。。
まあ、ざっと概算しても50万近くはいっているんだろうなぁ。(汗)
それで、一体いくら返ってきたんだろう?
何か数えるのが怖いですね。(笑)


簡単に言えば、彼女が連対、もしくは複勝圏内に入ってこない限り、茜ちゃん馬券でお金が返ってくることはありえないのですが、それでも最近は、彼女の成績が示す通り、初めの頃に比べたら随分助けられることも多くなってきたような気もします。
もちろん、茜ちゃん馬券ばかりを買っているわけではないので、実際にはどんな程度なのか自分でもわかりません。
初めの頃は、随分痛い目にも合いました。
それでも、彼女絡みの美味しい馬券の獲り方が少しずつわかってきたような気がするのも、まんざら気のせいでもないでしょう。


彼女の騎乗は、一言で言えば”上手い”です。
これは、私のヒイキ目や妄想ではありません。
少なくとも、デビューした当時と比べても、明らかに違いが感じられます。
今や、東海公営の同年代のジョッキーの中では、確かに抜きん出ています。
怖いもの知らずの、レースでの精神的な強さも感じます。
今や堂々とトップジョッキーとの”かけひき”もできるようになりました。(初めから?)
私には、馬のクセを補ったるするような細かな騎乗技術のことはわかりません。
有力馬に乗せてもらうためのノウハウみたいなものもわかりません。
それでも馬券を買う側としては、彼女から返ってくる的中金額の程度、歓喜の具合などが最近ことさら増してきていることが、何よりもそれ(上手さ)を感じさせているのかも知れません。


ただ、以前にも書いたことがありますが、あまり彼女を買いかぶり過ぎるのもまだまだ危険です。
”1番人気でも3着、下位人気でも3着。”
何度も何度も、私が茜ちゃんについて書いていることです。
これは、決して彼女を皮肉っているわけではありません。
私にしたら、むしろホメ言葉。
彼女の年齢に似合わずの上手さ、女性らしからぬ凄さを精一杯表現しているのです。
だってそうでしょう。
彼女がすでに一流ジョッキー、トップジョッキーであったならば、今現在のようなリーディング、連対率では無いはずです。
冷静に数字だけ見れば、彼女はまだまだ中堅クラスに毛の生えた程度。
それでも、レースでキラリと光るものを感じる。
馬券を勝ったファンをワクワクさせてくれるような期待感を持たせてくれる。
そういったことを表現したのが、その言葉の意味なのです。


あと、彼女に足りないものは何だろうと考えれば、まずそれは、やはりパワーや俊敏性にような運動能力的なものでしょうか?
確かに、名古屋の宮下瞳ジョッキーをはじめ全国にいる女性ジョッキー達と比べてみれば、全くもって遜色はありません。
むしろ、全国でもNO.1なのではないでしょうか。
私が比べているのは、全国のトップジョッキーと比較しての話です。
同じレベルの同じ脚質の馬で、例えば名古屋の安部幸夫ジョッキーや丸野勝虎ジョッキーと追い比べになったなら、どちらが勝つでしょうか?
そこでは、やはり見劣ってしまうことは否定できません。
例えば、1番人気の馬でマークされる立場になったとき、有力な逃げ馬に乗って目標にされる立場になったときなどでは、最後の直線で少々苦しくなってしまうことがまだまだ多いです。
そういった意味で、やはり安部騎手や丸野騎手と比べれば、人気になった時の安定感、信頼感という点では彼らに見劣ってしまうのです。


それでも彼女には、それを補って余りある”巧さ”があります。
フィジカルな細かな騎乗技術まではわかりませんが、レース展開の読み、馬の脚質に合った騎乗、脚の使わせ方や仕掛けのタイミングなどは絶品です。
名古屋ではもはや、吉田稔ジョッキーや岡部誠ジョッキーに匹敵するくらいの巧さがあるようにも思います。
だから、混戦でマークの薄い立場の時や、はたまた下位人気の馬などに乗った時などでは、その巧さが存分に発揮されることになるのです。
茜ちゃんが乗るとなぜか馬が走る。。。
はたまた、いずれ走るようになってしまう。。。
そういう話も、全くのデタラメな話ではありません。
現に下位人気の馬に乗っても、まず彼女の跨った馬がドン尻のままの凡走に終わることはまずありません。
5番人気で3着。。。とかが、彼女の得意技?
いやそれ以下の人気の馬でも、彼女が常に人気以上の着順に持ってくることはファンならば周知の事実です。


”1番人気でも3着、下位人気でも3着。”
というのは、実はそういうことなのです。
だから、私は茜ちゃんが人気の無いときの方が嬉しい。
そういう時は、3連複のヒモ、あるいは軸にして美味しい配当を狙えますから。
はたまた出走メンバーの力関係によっては、3連単の3着固定にすることも。
それは、どんなに印の薄いときでも狙い続けます。
もちろん外れることも多いですが、それ以上に返ってくる時がデカいですから。
その確率も、他のジョッキーに比べたら格段に高いように思います。
一般的に、トップジョッキーが下位人気の馬に乗ったときなどでそういった狙い方をすることが穴党の定石ではありますが、その場合、思った以上に配当が美味しく無くなってしまっていることも、実際に少なくないでしょう。


逆に彼女が大本命の人気馬に乗った時などはどうするのか?
私は、”連複馬券”を選びます。
”連単”で固定はしません。
特に吉田稔騎手をはじめ、岡部騎手、安部騎手、丸野騎手、戸部騎手・・・など名古屋のトップジョッキーが3人以上出走している時は、迷わずそうします。
危ないもの。
アブなすぎる。
それらの騎手が同じレースにいない時や、よほど馬の力が抜けていると判断した時は、また少々違った買い方になるのですが。。。。。まあ、基本はそういうところです。


約2年で、茜ちゃん馬券に50万近く注ぎ込んだ馬鹿が言うのです。(笑)
今日は少しは的を射ている意見だと、我ながら感心してる次第であります。
          ↑
         もっと馬鹿!?(笑)


山本茜というジョッキーがこれだけ名古屋競馬の競馬オヤジ達に支持されるのは、その彼女の顔でも、お尻でもなく(笑)、やはり彼女が馬券に絡む女だからでありましょう。
実力本位の世界。
これは私の私観なのですが、彼女はもうすでに”レディースジョッキーシリーズ”で優勝して喜んでいるべき騎手ではないと思います。
それは、彼女自身もそう感じていて欲しいです。
同世代の金沢の吉原寛人騎手や船橋の石崎駿騎手なんかと、同じレースで凌ぎを削るところを、私は見てみたい。
そういった機会ができるような企画があれば、それはそれで素晴らしいと思うのですが。。。






それでは、また。







<P.S.>

どうでもいいことなんですが・・・・・。
最近、みどりのマキバオーに出ていた”マキバコ”って、茜ちゃんとダブって見えるんだよなぁ~。。。(笑)
丸い顔、体型、キャラ・・・・・。
あのマキバコの目から炎が出ているとき!!
う~ん。。。似てるなぁ~!?
私だけ?(笑)
んあっ!?







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