どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

◎◎◎◎◎◎は大本命?

2007-05-14 | 競馬余談

お恥ずかしいハズレ馬券です。。。(笑)
その日は、たまたま前のレースまでで少々稼いでいたので、その配当で突っ込んでの大失態!(笑)
普段、名古屋ではチビチビと小銭稼ぎの馬券を買う私ですが、たまにはこういった勝負もしてみたくなってしまうのです。



このレースの予想紙の印は、ノースコムに◎◎◎◎◎◎、ブラックラックに○○○○○○の印が並んでいました。
普段パドックで馬を見てから馬券を買う私ですが、確かにこのレース、私のそれまでの記憶や知識からノースコムの本命はある程度自信があったのですが、ブラックラックは怪しいという匂いはプンプン感じていました。
パドックの気配もさほどでもない。
こんなに印が固まって集まるほど鉄板レースでないことは、重々承知の上でのことでしたので、まあ外れてもさほどショックはありませんでした。


名古屋競馬のファンも良く知っています。
普通こんなに印が集まったならば、馬単でも1.?倍というオッズになるはずが、この馬券のオッズは4倍以上の配当を示していました。
この誘惑にやられちゃったんだなぁ~。。。(笑)
怪しいと思っていても専門紙の印。
対抗がこれだけ並べば、来る可能性だって無きにしも非ず。
当たればでかい。

しかし結果は、案の定、、、Oh!My God!




これは単なる一例なのですが、競馬新聞の見方として、例えば予想紙面に◎がズラ~ッ!と並んでいても、必ずしも大本命の馬であるとは限らないということです。
もし印に点数をつけて、◎が10点、○が8点、▲が6点・・・・・とつけるとしたら、◎◎◎◎◎◎は60点満点ということになります。
確かに、去年ムーンバレイやキングスゾーンがC級のレースで走っていた頃の◎◎◎◎◎◎と新聞に並んだ印は、実際それに近いものがあったでしょう。


しかしながらこの印、実績、調教、調子、厩舎情報、相手関係などのファクターをタテ割りにし、それぞれのカテゴリー別に評価して横に並べたものではありません。
各トラックマン、編集者が下したそれぞれの馬の評価を、ただ並列に並べただけのモノなのです。
◎◎◎◎◎◎という印は、確かに絶対的な力の違いを示している馬に付く場合もありますが、名古屋競馬の場合、逆に混戦レースであってもこういった印になることが往々としてよくあることなのです。


特にC級あたりの平場戦。。。
どの馬も来そうもないレース(笑)。
ジョッキーも若手ばかり、とか。
全く成績が上がらない、勝ちきれない馬ばかりが集まった平場のレースで、ただ大きな崩れが少ない馬に◎◎◎◎◎◎と印が並んでしまう場合があるのです。
これは印を付ける6人が、6人ともつける印に困るほどの馬ばかりの場合に”一番無難な馬”にこれくらいしかないよなぁ~、という程度の僅かな期待感でつける◎印が、たまたま並んでしまった場合です。
トラックマン&編集者の6人、誰しもそんなに堅くないレースと思っていても、新聞には絶対何らかの印をつけなければ予想紙にはなりません。
そんなレースでたまたま苦し紛れにつけた印が6人とも同じ馬になってしまうこともあるでしょう。
そんな場合でも、それでもパッと新聞を広げれてみれば・・・・・!
ビジュアル的には◎がズラッと6個並んで、いかにもその馬は絶対的な力の違いを持つ”大本命”に見えてしまうでしょう!?(笑)


それが本当に絶対的な大本命についた◎◎◎◎◎◎なのか、それとも6人の苦悩が見え隠れする◎◎◎◎◎◎なのか?
まあだいたい競馬場に通っていれば、ほとんどの場合わかることですし、またそうでなくても、ちゃんとその馬の馬柱を見ていればある程度の想像はつくことでありますから、たとえ当たらなくても、そんなに目くじらをたてるようなことでもないでしょう。
前走、選抜や特別戦であったとはいえ、勝ち馬から3.5秒も離されて負けた馬に◎が並んでいたって、そりゃ絶対アヤしいと思うでしょ?普通。。。(笑)


それでもたまに”この新聞、全然当たらんがや~!”って怒っている人も競馬場では見かけますが、それはあーた、アンタが新聞の見方を知らないだけなんじゃない?って突っ込みを入れたくなることもありますね。
まあ、普段ドンコ競馬をやらないファンにしてみれば、新聞は神様みたいなものでしょうからそれも仕方ないのかな~?
しょっちゅう通いつめている人にしてみれば、そんなライバルも大歓迎です!!
予想通り荒れたとき、配当が美味しくなってくれますからね~。。。





とはいえ、こんな写真のような馬券を買っている私に、、、
他人のことは笑えない!?(爆)






◎◎◎◎◎◎は、誘惑の香り。。。



伸るか反るか!?



そんなことを考えながら、あれやこれやと新聞を深読みするのも、けっこう楽しかったりする・・・!?(笑)







それでは、また。








最新の画像もっと見る