どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

心・技・体。

2006-12-22 | Sandstorm
地元の名古屋グランプリも終わり、今年も残す大レースは大井競馬場での東京大賞典のみでしょうか。
いやいやその前に、中央では有馬記念がありますね。
個人的にはまだ”御近所大レース”名古屋グランプリの余韻で、今は頭の中では何も考えられてはおりません。(有馬は考えることもナイかな?。。。)

しばしの休息。。。
今日はスーパー銭湯でまったりと。。。

以前千葉に居た頃は、スーパー銭湯にハマっておりまして、情報誌で新しいスーパー銭湯を探しては車を走らせて”スーパー銭湯めぐり”をしておりました。
千葉では結構見つけましたね。。。
東京など関東圏も含めれば、20件くらいは行きつけがありましたか・・・。

熱狂的なマリーンズファンであったことも、その”スーパー銭湯マニア?”になってしまった要因のひとつです。
その頃関東には、千葉マリンスタジアムの他にパリーグのフランチャイズチームがふたつもありましたので、その球場へ観戦に訪れるたびに近くの”スーパー銭湯”を探し出しては”行きつけの湯”にしていました。
また、北海道や北陸、大阪、神戸、最近では仙台などにもはるばる遠征しておりまして、そのたびに”スーパー銭湯”を探してましたかね。
でもなぜか”温泉”ではないのです。
北海道、北陸を除いては、ほとんどが日帰りでしたから。。。お金もなく。
それになんと言っても、一人で行ったときは気軽に入れるところが気に入っていました。
何人かで行ったなら、できれば温泉旅館・・・という気持ちはありましたが。。。
なにせ、みんな競馬でお金が・・・・・。(笑)

こちら地元(愛知県内)でも、もう10件ほど見つけましたよ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


去る12月20日(水)に東京にて「2006年度 日本プロスポーツ大賞」の授賞式が行われました。
地方競馬の騎手からは、「功労賞」に大井所属の内田博幸騎手、「新人賞」に我らが地元名古屋の山本茜騎手がそれぞれ選出されました。
どちらも今年、地方競馬で目覚ましい活躍と明るい話題を振りまいてくれた二人です。
奇しくもこの両名は、私が以前から、そして現在も注目し続けている二人ですので、その受賞は自分のことのように嬉しいですね。
まあこの二人は、今となってはすでに否が応でも全国から注目を集める存在なのでのでしょうが。。。
お二人とも受賞おめでとうございます。


それにしても、日本のプロスポーツ競技というのはどれくらいあるのでしょうか。
実質スポンサー企業の広告媒体であるところから抜け出せない日本のスポーツ文化の中で”社会人リーグ”などと名の付く競技も入れれば数限りないようにも思われますが、一応この「日本プロスポーツ協会」の加盟団体の数では14~15団体のようです。
相撲、野球、男子ゴルフ、女子ゴルフ、サッカー、ボウリング、ダンス、モーターレース、キックボクシング、競馬、競輪、競艇、オートレースなど・・・。
”プロリーグ”として銘打っているバレーボールなんかの団体が加盟していないようですが、そこらへんはどうなっているのでしょうね。。。?

そして、今回この賞を受賞された方々は、そんな各競技の中でも超一流と呼ばれる選手達、そしてそれが期待される将来有望な選手達ばかりなのでしょう。

でも、”プロ”って何だろう?
”一流”ってどういうことなのだろう?

私も”プロ”ではなかったものの、少なくとも以前はスポーツ競技者の”はしくれ”。
”プロ”という人間にあこがれたこともありましたかね。(笑)
(とうていなれるようなレベルでもなく、そういった努力も全く足りなかったのではありますが。。。(笑))

”プロ”とは簡単に言えば、そのスポーツ競技において何らかの報酬を受け取り、それによって生計をたてている人間のことでしょう。
日本では主に、そのプロスポーツ競技を主催する団体、あるいは企業などの競技チームに身を置くことで、そこからその競技者がその競技においての”プロ”と呼ばれることが多いようです。

しかし、個人においてそのスポーツ競技に参加しその賞金を得ることで身を立てるという本当の意味での”プロフェッショナル”な人間は一握りでしかないような気がします。
プロ野球ですら、今選手会が労働組合を作っている時代ですから。

それが良いことなのか悪いことなのか議論するつもりはありません。
いくら夢見る世界とはいえ、完全な弱肉強食で何も保障のない世界に飛び込みような競技者は今の時代にはいやしないでしょうし。
例えば日本では、欧米のように騎手が過大な生活不安とストレスから自殺などすることなどありえません。(日本でも以前女性騎手の悲しい事件はありましたがあれは別問題でしょう。。。)
そんな事態になるような社会が上等とも思いませんし・・・・・。


プロとしての競技寿命、というのも競技によってさまざまです。
例えば、私のかじっていたモーグルの選手なんかですと20歳になればもうベテランです。
14歳~20歳くらいまでに輝いて数々スポンサー契約し、25歳になればほとんどの競技者が第一線から引退します。
野球のような球技では、30歳~40歳までが一般的なところでしょう。
しかし、競技によっては50歳、あるいはもっと上の年齢までプロでいられる競技もあります。
それはその競技の特性によるものだと思われます。

競技をするのはそれこそ体が続く限りいつまでもできますが、それで生計をたてる”プロ”であり続けられるのは、ごく一部の競技の中の、またその一部の一流選手だけです。


競技の特性とは、どういうものなのかといえば、その競技がどれほどの極限の身体的能力を要求されるものなのか(筋力であり、持久力であり、心肺機能などの類のもの)、という点が大きく影響していると思います。
人間の脳細胞は16歳が増加のピーク、生理学的な肉体的なピークは20歳くらいと聞きます。(当然、努力によって鍛錬され発達すれば、そのピークがその競技者の身体的ピークとなるわけではありません。)
身体的能力は鍛錬することによって20歳を過ぎても十分伸びるでしょうが(それが普通ですね)、しかしながらその伸びしろもやがてだんだん緩やかな曲線を描いて行き、やがては下降して行きます。

また次に、その競技の種類が、どれほど”技量”というウエイトによって補うことが可能かということも競技年齢の幅を決めるものでしょう。
例えば球技などのスポーツは、どちらかと言えばある程度の卓越した技量によって選手寿命を延ばすことが可能になります。
またそれがなければ一流と呼ばれる領域には達することはできないでしょう。
それはスポーツである以上、身体的なものと無関係ではありませんが、ある程度の体力、筋力、心肺機能が維持できれば、その技術を磨くことによって一流の選手になりえるのです。


そして最後にもうひとつが、精神的な部分です。
”プロ”の競技があるかどうかは定かではありませんが、弓道やアーチェリーのような競技では、そちらのウエイトの方が非常に大きいものであるでしょう。
普通に考えれば、精神的な部分は鍛え続けさえすれば永遠に探求できる部分であると思います。
だから、競技者であり続けようとすれば永遠に第一線で活躍することが可能かも知れません。
しかしながら、これは鍛えなければすぐに衰えてしまうものでしょうし、また一番鍛錬が難しい部分でもあることは間違いないでしょう。
身体的能力のように、鍛えようと思って鍛えられるものではありません。

また、”経験”といったようなものもこの部類に入るものでしょう。
人間とは、その状況に遭遇してみなければ自分のことすらわかりません。
自分のことがわからなければ、相手との関係などわかるはずもありません。
相手との関係がわからなければ、勝負が有利に運べるわけもありません。
悔しいですが、自分のことすら自分ではわかっていないことの方が多いです。
それが見えてくるのが、まさにそれまでに自分が実際に身を置いたことがあるという経験というものなのでしょう。



いままで述べたことは、すなわち大相撲なんかでよく言われる
”心・技・体”の充実
ということです。
私が思うに、その違いが一流選手と二流選手の差ではないでしょうか?


高校野球など学生競技のように一瞬の輝き(結果)を求める競技者と、それで生計を立てようというプロの競技者とは明らかに違うと思いますが、一般的にプロはその3つがバランス良く、その瞬間に究極に極められた時(期間)に、”物凄い記録”や”頂点を極める”ことができるのだと思います。
それは競技の種類や特性のよって、最良のバランスは異なるものでしょうし、競技人生のピークも当然違ってくるでしょう。



もし一流のプロになろうとした場合、どんな競技の選手にせよ、まず鍛えなければならないのが”体”の部分。
これが全ての基本(ベース)だと思います。
幼少からの無理なトレーニングはスポーツ障害を生むことにもなりかねませんので、まずは競技を楽しむめることが第一ですが、いつか競技者を目指すことを志したなら、まず最初に基礎体力をつけそして維持し続けること。
これは簡単なようで難しい。
それは、苦しいからです。
ゲーム等でバーチャルな競技体験しか知らない外部者には、一番わかりづらい部分でしょうが、これがなければまず一流にはなれません。
先ほども述べましたが、人間は何もしなければ生理的には20歳を超えれば衰えていくばかりなのです。
最低限の身体能力がなければ、いくら技術や優れたメンタルトレーニングをしたとしてもそれは意味を持たないですし、”技”も”心”も伸びません。

そして次は、一番その競技の特性が発揮され、また目立つ部分であるのが”テクニック”。
すなわち、”技”の部分です。
それは、その競技としての一番の”華”でしょう。
野球なら野球の、サッカーならサッカーの、相撲なら相撲の、
そして騎手なら騎手たりえる部分の鍛錬のことです。

それは、身体的能力と密接に関係するものでありますから、たとえ”テクニック”が永遠に磨けるものだとしても、体力の衰えとともにそれ(技術)は”いやがおうにも”鈍ってくる日が訪れます。
それが、いわゆる競技人生の終わりを意味するところとなるに違いありません。


最後に、”心”は、それらを支えるもの。
鍛えなければ衰えていくばかりですが、真摯に取り組めば無限に”深く””大きく””強く”なるでしょう。
最近は”メンタルトレーニング”たるものが、流行っている、、、というかまるでテクニックの一部のように取り扱われているようですが、それもどうなのでしょう?
最近の報道などでよく見かけるような今の若者の風潮や心情的な部分においてわけのわからない動機の事件が続く御時世、そんな常識を心に内包した若者がこれからの日本を背負って立つ選手達なのでは、それも仕方ないことなのかも知れません。
私はそんな機械みたいな選手達にも、何となく違和感をも覚えます。

負けたっていいじゃない。

鍛えていかなければならないのは、普通の生活の中での”心”の鍛錬だと思うのですが。。。



今年のプロスポーツ大賞を受賞された方々は、きっと心も豊かであると信じております。。。。。
私に、夢と感動(とお金)を・・・・・!(笑)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

<千里の道も一歩から大作戦!>

● 21日の結果 
          浦和 9R 3 インスパイアローズ
                           単勝 200円
                           払戻   0円


● 現在の残高>>> 1440円


● 22日のレース
          浦和 11R 7 アタゴファイター
                           単勝 200円



それでは、また。

最新の画像もっと見る