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個人的に注目している名古屋のキングスゾーン号は、今年も去年と同様に10月13日に盛岡競馬場で行われる「南部杯(JpnⅠ)」へ向かうようです。
昨年のこのレースは、JpnⅠのレースながら4着に頑張ったキングスゾーン号。
最後の直線は、GⅠ馬を含むJRAの馬3頭に力の差を見せつけられる形となりましたが、地方所属馬としては最先着。
レース内容もなかなかでした。
あのレース内容で4着とは少々悔しい気もしますが、それでも当日が軽い馬場であったことや逃げる形になってしまったことなど、まだキングスゾーン自身に挽回の余地は残しています。
左回りであること、調子も上がってくる頃であることも含めて、今年もチャンスは十二分にあるでしょう。
盛岡1600mの最初の長~い直線をどう乗るのか?
そのあたりがポイントでしょう。
盛岡特有の最後の坂のある直線で、パワータイプのキングスゾーンがどこまで頑張ってくれるのかが興味深いところです。
できれば良馬場で、時計のかかるレースになってくれれば良いのですが。
それでもやはり盛岡の1600mはタフなレースですし、広いコースで紛れも少ないことを考えると、このあとの大きなレースを目指すJRAの有力馬がここにどれくらい出走してくるかにも注目です。
ただそれらの馬も、あくまで最終的な目標は「JBC」や「ジャパンカップD」、「フェブラリーS」などであるでしょうから、隙は絶対にあると思います。
ぜひともキングスゾーンには、最高潮の調子でこのレースを迎えてもらいたいですね。
<キングスゾーンのダートグレード競走の戦績>
川崎 JBCマイル (GⅠ)1600m 8着(2-2-1-3) 1.42.2○
浦和 浦和記念 (GⅡ)2000m 2着 (2-2-2-2) 2.06.8▲
名古 名古屋GP (GⅡ)2500m 10着(2-2-2-7) 2.49.4○
佐賀 佐賀記念 (GⅢ)2000m 3着(4-5-6-6) 2.08.7○
船橋 ダイオライト (GⅡ)2400m 9着(2-3-8-7) 2.36.6▲
高知 黒船賞 (GⅢ)1400m 3着(4-4-3-3) 1.29.6○
名古 かきつばた (GⅢ)1400m 6着(5-7-5-5) 1.28.7○
浦和 さきたま杯 (GⅢ)1400m 2着(2-1-1-1) 1.26.1△
阪神 プロキオン (GⅢ)1400m 7着(----3-2) 1.23.6○
佐賀 サマーCH (GⅢ)1400m 1着(2-3-1-1) 1.27.4○
盛岡 南部杯 (GⅠ)1600m 4着(----1-1) 1.37.5▲
大井 JBCクラ (GⅠ)2000m 11着(1-1-1-1) 2.07.6○
浦和 浦和記念 (GⅡ)2000m 3着(2-2-1-1) 2.09.8○
園田 兵庫GT (GⅢ)1400m 7着(2-1-2-5) 1.27.3△
名古 名古屋大賞(GⅢ)1900m 7着(1-1-1-4) 2.03.2■
名古 かきつばた (GⅢ)1400m 4着(1-2-2-2) 1.27.6○
浦和 さきたま杯 (GⅢ)1400m 3着(1-1-1-1) 1.26.6○
佐賀 サマーCH (GⅢ)1400m 3着(2-2-2-3) 1.26.4■
船橋 日テレ盃 (GⅡ)1800m 9着 (5-5-7-10)1.52.9■
○良馬場 △やや重 ▲重馬場 ■不良
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ことにダートグレード競走だけの戦績を羅列してみました。
特徴としては、レベルの落ちる相手ならともかくダートグレードクラスの馬と走る場合では、ハナを切ってはあまり良い結果は残せていないということが挙げられます。
逃げては最後、有力馬の格好の目標にされてしまうからでしょうか?
先頭に立つと気を抜いてしまうクセも、災いしているのかも知れません。
あと小回りコースの地方競馬場では当たり前のことですが、好走するときは最後の4コーナーまでに3番手以内につけていることも必須条件。
ただ一度、佐賀で後ろから来た競馬もありますが、あれは先頭とは6馬身も離されてしまいましたし、それに釣られた先行各馬が軒並み潰れてしまったという感じでした。
やはり好位から3コーナーで徐々に進出、4コーナーで先頭馬に並びかけるという形ができた時が、今までの好走パターンといえるでしょう。
特に小回りでカーブが急な競馬場での活躍が目に付きます。
得意なパターンのペースに持ち込みやすいからでしょうか?
ただ、盛岡競馬場の直線は、広くて長くて坂もある。。。
力の無い馬が、なだれ込みで勝てるほど甘くもありません。
少しでも脚を残して、キングスゾーンの勝負根性に懸けてみたいところです。
また、やはりこの馬は良馬場での方が力は発揮できるように見えます。
軽い馬場でも好走例は見られますが、どのレースも展開の利の恩恵を多分に受けたレースで、この馬が力を見せつけてくれる内容のレースはどれも良馬場でのレースばかりです。
時計勝負になると、やはりJpnⅠのメンバーではキツイですね。
ただ、去年の南部杯では素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれたキングスゾーンと安部騎手。
去年は重馬場、逃げる形になってしまった。
きっとベストな状態で望めば、今年は去年以上の成績も夢ではないような気もします。
普通に考えれば、必ずしもコース適性があるようには思えない盛岡競馬場。
それでも、未だどこにも見せたことのない、この馬の新味(良さ)が、去年のこの競馬場で垣間見れた気もしないでもない。
思い切ったレースに徹するのも、またチャレンジする立場のJpnⅠレースならでは。
ざっと地方所属馬の出走メンバーを見渡して、少なくとも今のところ考えられる相手はJRA所属の3~4頭でしょう。
全く手も足も出ないレベルの条件馬ではないのですし、きっと可能性はあるように思います。
あくまでキングスゾーン自身が、ベストであることが条件ですが。
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それにしても、無事是名馬の象徴のような彼。
ダートグレードレースは、(1-2-5-2-0-9)。
この約2年間に挑戦したレースは、北は盛岡、南は佐賀まで。
獲得総賞金も、すでに1億円を超えています。
改めて、凄い馬です。
私の馬券に絡んで欲しいことは確かですが、それでもこれほど思い入れのある馬。
まずは今回も無事に走り終えてきて欲しいと思いますね。
<盛岡競馬場>
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スタンド。
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パドック。
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スタンド内。
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発売窓口。
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直線の坂。
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馬場場内。
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OROパーク~<写真>2007年10月。
あれから、はや1年。。。
時の経つのは、早いですね。