どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

風の角度。

2014-07-20 | Sandstorm




162キロは凄いけれど、バットに当てられる球威であるという事実。
150キロでも、誰しもが振り遅れる凄い球をこれまで何度も見てきた。
だからといって大谷翔平投手の能力を認めないわけではない。
ただ、投手の凄さとは“数字”だけではないということだ。
とはいえ、後年歴史に残っていくのは数字のみである。
語り継がれる伝説は、あくまで目の当たりにした人の主観の域を出るものではない。
だから人は数字を重視する。
客観的な他人の評価を得るために、人は数字を目標にする。
それが悲劇の始まりである。
主観で考え生きられる人は強い。
まあ自分のような一般人には、そんな能力は生きていくのに邪魔なだけであるが。
数字がこれだけ何でも明確に示される時代。
しょせん数字だと、言うことすら難しい。
くだらない。
何度も前に飛ばされる160キロなど、ニュースになる価値などないと思う。
そんなこと本人自身は分かっているに違いないだろうが。
そんな自分も数字に追われる毎日。
私は一般社会で生きる名もない雑草である。







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