どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

岡森弘章騎手、Debut!

2007-04-18 | 名古屋競馬の話

2007年4月17日、名古屋競馬場にて新しい顔がデビューしました。
新人ジョッキー、岡森弘章。三重県出身。17歳。男。
これから彼にどんなストーリーが待っているのか?
それは誰にも分かりません。
ただ分かるのは、この日が彼にとって忘れられない日であるということでしょう。

最初のレースの800m戦。
大外枠からのスタート。
まるでレースとは無関係なようなところ・・・”大~~~外”のラインを回っていましたね。
ま、仕方ないか?
思えば、茜ちゃんのデビュー戦の方が度胸すわっていたかな?(笑)
まあこれから、、、というところでしょう。



ところでこの岡森騎手。
インタビュー記事や第一印象で見た感じ、真面目そうな少年です。
去年の新人、今井貴大騎手とは好対照??
今井騎手は、いかにも”おチャラけなやんちゃ坊主”って感じでしたもんね。
いや、いやはや、あくまで”見た感じ”です。。。(笑)
本当の正体はまったく知りません。(ゴメンナサイね。ファンの方。。。)

しかしながら去年の今井騎手同様、この岡森騎手がどういったタイプの騎手になるのかも楽しみです。
勝負の世界。
真面目ばかりが良いとは限りませんし。
かといって、我が強すぎて努力できないような性格でも困ります。
理論家で”言い訳ばっか”っていうのもダメでしょう。(そういう人は評論家向きですね。)
それでは、はてさて、どんな人が勝負師向き?
一流ジョッキーの中でも、内田博幸騎手や内田利雄騎手などキャラクターはバラエティー豊富です。

でもやっぱり騎手という職業、最後は、”気合だぁ~!!”でしょう。
熱い&クール、理論派&感覚派、テク&剛腕、etc・・・、どちらにせよ、踏まれても踏まれても立ちあがってこれるようなタフな根性が必要でしょうね。
どんなタイプの騎手になるかは、・・・その次の話でしょう。



また、この岡森騎手が所属するのは、松本克幸厩舎。
大きな実績はまだあまりありませんが、比較的若い厩舎で意欲的に遠征競馬などを行ったり、新しいことに積極的でチャレンジ精神旺盛な厩舎のように感じています。
岡森騎手、もしかしたら最適な環境の厩舎に入ったのかも知れません。
あまり一流の厩舎に入っても、そういった厩舎は実績のある馬主やジョッキーとも繋がりが深いので、なかなか状態の良い馬に乗せてもらえるチャンスも少ないでしょう。
そこではフラストレーションも溜まるでしょうし、かえって持っている力すらも発揮できない可能性もあります。

もちろん肝心なのは、本人の器量や努力次第であることには違いありませんが。。。
ある程度、結果を示すことができれば、どんどん乗せてもらえるチャンスは来るかも知れません。
もしかしたら、大物に???
いやはや、それは”非常に狭きイバラの道”でしょう。
何を目指すにせよ、最後は”人間力”みたいなものも必要です。
技術も然り、性格も然り、はたまた対人関係や政治力も然りでしょう。
信頼、信用は、お金や言葉だけでは手に入りませんよね。


まあ、こんな私が言っても、全く説得力がありませんが。。。(笑)
安部騎手や吉田騎手が、なぜあんなに多くJRAのレースに乗ることができるのか?
考えるべきことは、・・・・・そういうことなのでしょう。




それでは、また。






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