どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

第18回マイル争覇。

2008-01-31 | 名古屋競馬の話

31日木曜日は、名古屋競馬でマイル争覇(SPⅡ)
久々、地元でキングスゾーンが出走します。
出走メンバーを見渡してみれば、どう考えても力は上。
仕上がりさえ良ければ、勝つ可能性は高いでしょう。
ただ、これまで半年以上に渡って全国の交流重賞を戦ってきた戦歴を考えれば、相手が当然落ちることが明白な地元戦の仕上げに100%とは考えづらいもの。
足元をすくわれる可能性も無きにしもあらず。
名古屋では3コーナーポケットから発走する1600m戦の大外枠で、先行したいキングスゾーンにとっては戦い易い枠とは言い難い面もあります。
また、前走の”らしくない”負け方も気になるところです。
出るからにはそれなりの状態は維持しているとは思えど、考え方によれば賞金の低いこの地元戦は関係者にとってもある程度、新味が出る乗り方にチャレンジしてみる・・・、なんてことも有り得ないことではないですし、あまり大口でドカンと買い被り過ぎるのも考えものです。
キングスゾーンとの力関係が未だ未知数のレオカーディナルもいますし、上位に入線することは確実でも、ある程度の実力を出し切らなければ勝つことは簡単ではありません。



それでもキングスゾーン負かす馬、と考えるとやはり数は絞られてきます。
前走前々走と良い勝ち方をしたこのレオカーディナル、短い距離得意で底力のある絶好調馬ラントゥザフリーズ、吉田稔マジックでイブキオトヒメあたりでしょうか?
吉田稔騎手は、レースを自らの馬に合った低レベルに落としてしまうようなテクニックも持っていますので、レースの主導権を握るようだといつでも一発大穴の可能性の怖さがあります。
まあ、とはいえ、キングスゾーンの不安点といえば、そんなところ。
普通に走れば、まず上位でゴールすることは間違いないでしょう。
3連単で狙うなら、最内枠の利を生かして安定駆けのコスモスパーブや、ここ狙いの金沢のマヤノサムサラまで押さえる必要があるかも知れません。





私の予想では、やはり実力上位のキングスゾーンと、未知の魅力満載のレオカーディナルが本線。
安部幸夫騎手、岡部誠騎手、と鞍上にも不安は全くありません。
ただ、戦いやすい良い枠を引き当てた岡部誠騎手のレオカーディナルは当然”勝ちに来る”でしょうから、もしかして実力一番のキングスゾーンに勝負を挑んで崩れる可能性もあると見ます。
3連単フォーメーションで買うならば、キングスゾーン1着2着固定。
レオカーディナルは1着~3着まで馬券に配します。



もしレオカーディナルが3着以降に崩れたとき、そこに食い込んで来る馬が難しいです。
キングスゾーン、レオカーディナル以外の上述4頭(ラントゥーザフリーズ、イブキオトヒメ、コスモスパーブ、マヤノサムサラ)は、どれも馬券圏内という可能性では互角のものがあると思います。
あえてそのうちで”2着”ということに固執して1頭選ぶならば、私は最内枠で安定駆けのコスモスパーブを選びます。
ただこちらは鞍上の高松亮騎手に少々不安も。。。
決して技量的に下手ではないでしょうが、テン乗り、また慣れない名古屋の地で落ち着いて乗れるかが心配です。
小回り名古屋の最内枠ですし、有利不利は運次第、また騎手の腕次第なのです。
まあこの話は、あくまでレオカーディナルが大きく崩れた場合の話ですから、あえて狙ってみるこのコスモスパーブは、3連単の2着3着固定までの評価になります。



3連単馬券の3着付けの馬の数は、自分の予算とオッズを睨みながら何頭にするか考えるのがベストなのでしょうが、ここではそれが叶いませんのであえて上述の他3頭を全て加えて予想とします。
ただこれでは「15通り」と買い目が拡がり過ぎてしまうので、当日もう少し絞ることになるでしょうが。
しかしながら、当日極端にキングスゾーンの状態が良く見えないだとかでオッズが割れるようならば、15通り程度ならば私の許容範囲ではあります。
ようは、3連単の1番人気のオッズが15倍以上ならば、的中損はしないということですから。
私は、名古屋競馬でそんなに大バクチはしません。
結果が堅ければ、元が取れれば十分だと思っています。
少し崩れてくれたなら、3連単馬券ですので十分に見返りも期待できますし。
あくまで、的中すれば・・・の話ですがね。



<マイル争覇・買い目>

3連単フォーメーション

1着  (     5     9     )
             ↓
2着  (   1    5    9   )
             ↓
3着  (  1  4  5  6  8  )

          以上15点 (但し3着馬は絞る可能性アリ)


 9 キングスゾーン
 5 レオカーディナル
 1 コスモスパーブ
 4 マヤノサムサラ
 6 ラントゥーザフリーズ
 8 イブキオトヒメ





交流重賞や地方重賞クラスのレースでは、毎度あまり大きな配当は望めませんね。
出走各馬の能力の差が大きく、勝負付けが終わってしまっている場合も多いからです。
馬連あたりの馬券で絞って大きく勝負に出るか、3連単フォーメーションで少々の崩れに期待するかが良いように思います。
でもやはり必ずその中でも少々の崩れはあるでしょうから、その崩れの可能性が高いところを馬券の買い目に効率良く反映させることができれば良いですね。
名古屋競馬の3連単フォーメーション馬券というのは、そういった意味で自分なりに工夫して遊べる面白い馬券です。
中央や南関東で一攫千金を狙って難しい3連単馬券を買うのとは少々意味が違って、名古屋競馬の3連単フォーメーション馬券はそんなに儲からないけれどそんなに損もしない初心者向けの馬券なのです。
特に、私のような勇気のない貧乏人にはピッタリ。(笑)
まあ、特別や選抜などの混戦レースでは、迷わず馬連を買いますがね。
v(^_^)/







(トップの写真は、山田崇史騎手騎乗最終日の応援馬券。)









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