いつも後方待機。
大事に思えば思うほど。
大きな勝負になればなるほど。
必ずしも賢明ではない。
常套手段にはならないが、自分に自信があればこそ。
互角の相手であればこそ。
見えないものと戦うのはつらい。
ライバルがいれば特に見られるより見ていたい。
勝負の別れ道は、自分で決したいから。
自身の評価はちょっとやそっとじゃ揺るがない。
パートナーの評価が一戦一戦でコロコロ変わるのであれば、万が一のときの見た目も気にしてあげたい。
第三者の評価など安易なものだ。
抜かれてはならない。
届かないのなら、自らのミスになる。
ただ本当は、それは本質的に最悪の結果。
それは知っている。
神様じゃない。
美学というより性格か。
抜かれたくない。
自分の責任で納得したい。
勝負というより性格か。
だからいつも損をする。
やはり責められたらいい気はしない。
ときどき自己嫌悪。
才能というより性格か。
歳を重ねて比較的好きにやれる。
総合的な直感力を駆使すればそれがベター。
注目されればされるほど。
大事に思えば思うほど。
守りたくなればなるほど。
不安になればなるほど。
後方待機。
それがベター。
でもほっといてくれるなら、本当は誰も気にせず好位で折り合ってみせる。
自信に満ち溢れていれば、教科書通りに勝ってみせる。
注目されることはつらいこと。
評価が決まっていないのはつらいこと。
でもそれがやりがいでもある。
いっそ傷を負ったことのある歴戦の勇者となら、何も気にせず思い切っていける。
負けてもともとの相手なら、一世一代の大勝負をしてみせる。
注目されないのは寂しいこと。
評価を決めつけられるのは苦しいこと。
でもそれが面白みでもある。
ベターを望めば、決してベストになることはない。
若さが羨ましくなることもある。
でも今は、それでいいのだ。
それが弱さでもあり、また良さなのだろうから。
大一番は、いつも後方待機。
ドンコでは通用しないな。。。
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