『URINARA(祖国)』

　「大阪の百済を訪ねる自転車巡り」（大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ主催）の関連イベントの映画会があり「URINARA（祖国）」を鑑賞しました。

　兵役を延期されている在日韓国人の青年が徴兵制度と真正面から向き合う姿を、実の母親が監督したドキュメンタリー映画です。重たいテーマを母親の眼差しで描いています。その監督もお越しになりました。

　上映後、在日韓国・朝鮮人の方々の置かれている立場、展望、日韓関係の将来を語り合いました。今の状況にいろんな問題や障害があろうと、希望的過ぎると怒られるかもしれないけれど、それでも敢えて「かすかな希望を抱いて」、取り組んで行く。大切なことだと思います。あした起きたら、世の中が変っているかもしれないのです。

　今回の一連のイベントもそこへつながる試みだと思っているのですが。

　注、「かすかな希望を抱いて」は村上隆さんが以前、テレビで仰っていた言葉です。
　
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