天狗書房閉店

　拙著「小さな会社　マスコミデビューの法則」を３０冊近かく売っていただいた今里駅前商店街の天狗書房さんが３１日（土）で閉店されます。

　生野・今里の本屋さんと言えば天狗書房。商店街の真ん中ほどに位置し皆が知っています。

　小さい頃、おばあさんが店番をしていて、立ち読みしようものなら、すぐそばに寄ってきて、それこそはたきをたたかれました。今ごろの本屋さんでは考えられない愛想の悪い店でした。
　それでもその頃はそれで当たり前で、「てんぐ、てんぐ」と親しまれていました。

　その地域の大事なお店が７０年の幕を閉じます。
　ご主人が７８歳とご高齢で、二人の息子さんも別の職業。近年、大型店や量販店に押され売り上げも減少。
　どこそこでもある、専門小売店の現状そのものを表わした閉店です。

　閉店の案内には、これまでのご愛顧へのお礼と不便をかけることへのお詫びとともに、
　「『老兵は死なず、ただ消え去るのみ。』　残りの人生に向けて、老妻と二人して頑張って参りたいと思います。」
　とありました。

　ご苦労さまでした。
　ありがとうございます。　
　ご夫婦がお幸せに暮らされることをお祈りします。

これから先は宣伝です。
「元新聞記者が明かす　小さな会社　マスコミデビューの法則」（竹林館、岡田　光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034　￥1429E）、近鉄今里駅前・天狗書房、勝山通り・大山書店で絶賛発売中。　
　
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