広島平和記念資料館

　大阪商工会議所東成生野支部・異業種交流会フォーラム・アイ（ＦＩ）の親睦旅行で広島へ行ってきました。今回親睦旅行のテーマは「平和」です。初日に広島平和記念資料館を見学しました。

　長崎は二度訪れたことがありますが、広島は初めてでした。まず目についたのは強制連行の記事。「いわゆる強制連行」と断りながらも戦時中、広島県内にも数千人の朝鮮人が連行された。劣悪な労働条件で働かされ、その一部が被爆したと記されています。

　被害についてはもちろんなのですが加害についての記述がどれほど見られるのか、それは自らの過ちを広く知らすことになり躊躇してしまうのですが、この広島平和記念資料館にはその事実を隠さずに展示してあります。

　「さすがという表現がよいのか」と怒られると困るのですが、「さすが」だと思いました。

　その朝鮮人の被爆者の方に関連して、広島の平和公園には「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」が建立されています。碑には２万にが犠牲になったと記されています。

　

　ご存知の方も多いでしょうが、この慰霊碑、以前は平和公園の外にあり１９９９年に平和公園に移されました。まだ公園外にあった時、アメリカ人から「コリアンピープルを差別しているのか」と問われ答えに困ったことがありました。