えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

もし元新聞記者の造花問屋社長が岩崎夏海の「もしドラ」を読んだら

2011年06月13日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 東日本のみなさん こんにちは 

 「もしドラ」の読書会があるというので読みました。「企業の目的は顧客の創造だ」から始まり、その目的を達成するためにはマーケティング(需要の掘り起こしや創造)とイノベーション(改革)が必要。それを進めるマネジメント(経営)の方法を高校野球部のクラブ活動を例にして説いています。

 当社は「造花の輸入卸売業を通じて私を含めた社員とその家族の幸せ」を会社の目的としています。私に言わせれば「顧客の創造」は「社員の幸せ」を達成するための手段に過ぎません。しかし反対にドラッカーから言わせると当社の目的「社員の幸せ」は企業の目的「顧客の創造」を達成するための手段になるのでしょう。そこが気にいりません。

 どうしてドラッカーが企業の目的を「顧客の創造」としているのか。もしドラの元になっている「マネジメントエッセンシャル版」の当該箇所も読みましたが、今ひとつ分かりませんでした。「企業は社会の機関だからその目的は社会にあり、それが顧客の創造だ」ぐらいしか読み取れませんでした。その辺のところをみなさんはどう考えていらっしゃるのかお聞きしようと読書会に参加しました。しかし。

 読書会で「なぜ企業の目的が顧客の創造なんだろうか」、「企業の目的が社員とその家族の幸せならどうなんだろう」などと二度ほど提起しましたが、反応はゼロでした。「経営に真摯さが必要」とか「もしドラの設定が絶妙でよく売れた」など個別具体的なことに話が集中しました。根本に疑問を持つ私にとって、消化不良のまま読書会は終わりました。

 「マネジメントエッセンシャル版」さえもちゃんと読まずにさらに「もしドラ」も読み飛ばしただけで、「企業の目的」について深く語ろうと考えた算段が厚かましすぎたんでしょうね。

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