エプソン客にキャノンを買わせてしまう販売員の納得テクニック

　東北のみなさん　こんにちは

　その壊れたプリンターの代替機を東大阪の上新電機さんへ買いに行った時のことです。お店にはキャノンとエプソンの機種がたくさん並んでいます。物色していると店員さんが声をかけてきました。そして、しきりにエプソンの機種を薦めます。その薦めに応じて２万円弱のを買おうと決めた時、

　「実はお客さん、これとおんなじぐらいの機能のがキャノンでもあります。それが今日特別セールでとても安くなっていて、このエプソンより３０００円ほどお得です。こちらはどうですか」

　とキャノンのプリンターを指しました。

　こっちとしたら、いったん決めたプリンターと同じ機能のが３０００円も安いとなると、もうそれを買わない理由がありません。結局、予備のインクも含めて１６８４８円のキャノン製を買いました。

　プリンターの入ったケースをこちらに持ってくる店員さんを初めて正面から見ると、胸のネームプレートにきっちり「キャノン」の文字。キャノンの社員さんが上新電機さんに販売応援にいらっしゃってたんですね。

　お客に最初他社製品を褒めて買う気にさしたところで、それ以上にお得な自社製品を薦めるこの店員さん、その術中に『まんまとはめられた』気もしますが、ここまでうまくセールスされると気分良いです。

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