えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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当社の商いの目的 第1章 自転車を買った利益はだれにあるか?― ピーター・ドラッカー

2016年01月06日 14時46分18秒 | ニューホンコン造花
 東北のみなさん こんにちは

 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『 マネジメント』を読んだら」で一般の方にも知られるようになった著名な経営学者ピーター・ドラッカーさん、彼の経営思想の根幹をなすのが、「経営の目的は顧客の創造」です。「企業の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会にある」。つまり会社の目的は社外にあり、利益も社内でなく社外にあると言っています。何か難しい言葉ですが、その考え方を端的に表すエピソードが第一章のタイトルになっている「自転車を買った利益はだれにあるか」です。

 A商店が6千円で自転車を仕入れて1万円でお客様のBさんに販売しました。その利益はだれにあるのでしょうか。単純に考えると、仕入れ代金の6千円と販売代金の1万円との差の4千円を儲けたA商店さんが利益を得たことになります。しかし、ドラッカーはそうは考えず、「利益を得たのはお客様のBさんだ」と言います。言い分はこうです。Bさんは徒歩30分かかる会社まで毎日歩いて通勤していて往復1時間も使っていた。しかし買った自転車で通勤するようになって片道10分往復20分で通勤できるようになった。自転車を買ったおかげでBさんは40分を自分の自由な時間に使えるようになった。だから自転車の売り買いの利益はBさんにある。

 この話を聞くと、自転車を買った利益は買ったBさんにある、もっともらしく思えます。しかし本当に会社の目的は社内になく、社外にあるのでしょうか。つまり自転車の売り買いの利益はお客様だけにあるのでしょうか。ちょっと腑に落ちません。ただどうおかしいのかうまく説明できませんでした。それを解決してくれたのが次に紹介するイズミヤ創業者・和田源三郎さんの言葉です。

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