えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

当社の商いの目的 第2章 商いの始まりは物々交換―和田源三郎

2016年01月07日 14時46分18秒 | ニューホンコン造花
 東北のみなさん こんにちは

 関西を中心に展開する総合スーパー・イズミヤさんは1921年(大正10年)、大阪・西成区で創業しました。その創業者の和田源三郎さんの言葉が、今もイズミヤさんのホームページに載っています。

 「商売の起源は物と物との交換よりはじまり、売手も買手も満足し合ったのがその起こりで、利益のため商売するのは本筋ではありません」

 この文章を紹介したある新聞記事の解説によると、当時、お客様の利益を考えるより自社の利益ばかりを考える商慣習があり、それを戒めるために和田さんが残したそうです。この言葉をヒントに、ドラッカーさんの「会社の利益は外にある」のどこがどうおかしいのかやっと分かりました。商いの起源は物々交換、売り手と買い手が対等で、お互いの商品を交換することでお互いが利益を得る。その基本は今も変わらない。会社の利益は内にも外にもある、ドラッカーさんの言うように利益が外にあるだけはとてもおかしいと。

 昨日の自転車の売買の話で、確かに自転車を買ったお客様は便利になったという利益を得ました。半面、A商店はどうでしょうか。A商店は4千円の利益を得ています。それがお金だから分かりづらいのですが、物々交換に当てはめたらよく分かります。BさんがA商店の店主のAさんに、例えばその日のご飯や衣服を持ってきて、自転車と交換したとしたら、Aさんも自転車を売った替わりにBさんが利便を得たのと同じようにおいしいご飯や暖かい服という利益を得ています。今の世の中はとても複雑で、簡単に物々交換だけでは成り立たなくて、売り買いにお金が介在しています。しかし商いの基本は物々交換「お互いの利益」なのです。変わりません。商いの利益はドラッカーが言うように会社の外にだけあるのではなく、社内にもないと、この物々交換が成り立ちません。商いの基本が成り立たなくなります。

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