えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

今時、茶しばく

2022年05月08日 14時46分18秒 | サンチョパンサ
 みなさん こんにちは

 10日ほど前の4月30日のアクセス解析で、16年近く前の2006年7月23日の手紙「茶しばくの語源」が77アクセスで断トツのトップでした。それも19時以降に集中しているようです。翌日も38アクセス、一週間で133アクセスありました。こんな急激にアクセスが増える理由はだいたいわかります。テレビか何かのメディアで「茶しばく」が取り上げられ、視聴者がネット検索してこの手紙にたどりついたのでしょう。ちなみにこのページはグーグルやヤフーで「茶しばく 語源」で検索すると本日5月8日現在、7位です。

 この16年前の手紙では、その語源を「インベーダーゲーム」からだと訴えています。私たちが大学時代に作った言葉で、本人が言っているので確かな情報です。しかし私のブログよりネット検索上位のページでは

 「しばく」が「行く」という意味を持っていてそれが転じた。 
 「しばく」が「さばく」という意味を持っていてそれが転じた。

 などとまことしやかに解説されています。実は16年前のその時点でもほかに色々な語源がネット上にあふれていました。またそのころ、同世代の友人に「語源はインベーダーゲーム」と唱えたところ、「嘘や」ときつく言われ嘘つきのそしりを受けたこともあります。たった2、30年で「事実」はこれほどの体たらくです。多分、今後もこれら間違った語源が「真実のインベーダーゲーム説」を凌駕していくんでしょうね。

 そんな経験から、「言われている」とか「伝えられている」と呼ばれるような歴史は信じない、もしくはその可能性は少しあるぐらいに考えるようになりました。

 さておき、その語源を披露した手紙は以下です。ベタ打ちもしておきます。ご興味おありの方はご覧ください。


  a personさんから、

「大阪の人は
お茶する → 茶をしばく
ごはんを食べる → メシどつく
もうダメだ〜 → 脳みそバ〜ン
          (あるコメントから)

大阪人は、他府県の方々からみればこんな言葉使っているらしい。」

と、コメント。

「メシどつく」と「脳みそバ〜ン」を大阪人がよく使っているとは思いませんが、
「茶しばく」は25年ほど前に私たちの仲間でよく使っていました。

この語源。
当時、インベーダーゲームが流行っていました。
攻めてくるインベーダーをビーム銃で撃ち落すゲーム。
喫茶店に行っては、「ビュンビュンビュン」とインベーダーを撃ち落としていました。これを「インベーダーしばく」と呼んでいました。
それから転じて、
「喫茶店に行ってインベーダーしばく」
が「茶しばく」に短縮され。
そして、もともとの「インベーダーゲームをする」の意味が飛んでしまい。
「茶しばく」→「喫茶店に行く」→「茶を飲む」となりました。
学生時代、授業をさぼって連れと「茶しばきに行こか」とよく声を掛け合ったものです。

もしこれが国語に定着したら、この語源ちゃんと載せて欲しい。

但し、娘と息子に「茶しばく」と聞いても、意味を知りませんでした。
この言葉、今時の若者が知らないのですから、大阪でも死語に近づいているんじゃないでしょうか。辞書に載る確率は低そうです。
もちろん東京では誰も知らないでしょうね。
(この話、もしかしたら以前も取上げたかも。そうならご容赦ください)

明日からその東京へ出張です。
暫く水呑地蔵日記を休みます。 

注、まだこの当時はブログのタイトルを「水呑地蔵日記」としていました。

 これから先は宣伝です。
 造花のことなら、大阪で100年の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。
装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
 (有)ニューホンコン造花・営業本部  〒581-0845 八尾市上之島町北5-32-2
 TEL 072-923-5587 FAX 072-996-4187  ホームページ http://nhkf.jp  E-mail info@nhkf.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする