能登のみなさん こんにちは
12月の飛鳥史学文学講座は、関西大学客員教授の徳田誠志さんが「近つ飛鳥と遠つ飛鳥の陵墓」について語りました。
継体天皇を父に持ち母は仁賢天皇の娘の欽明天皇、さらにその欽明と宣化天皇の娘との間に生まれた敏達天皇は継体以降の天皇家の本家本筋です。そしてその血筋に蘇我系はいません。ここまでが前方後円墳。その後の用明天皇、崇峻天皇、推古天皇は全て母が蘇我稲見の娘。陵墓は方墳などにとって代わります。
その方墳、大陸ではこちらが主流です。蘇我家にすれば、大陸文化を取り入れた最新の形、350年続いた時代への大変革でした。さらに乙巳の変以降、その蘇我からの決別としての天皇の八角墳へと移行。大型古墳の終焉に向かいます。
それにしても、天皇の陵墓は江戸時代までに多くが治定されていますが、明治維新前後に数基、大日本帝国憲法発布の1989年前後に十数基治定されたと。帝国憲法第1条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」と書かれていて、万世一系の天皇に瑕疵があってはならないとの当時の首相の号令下、全ての天皇の墓所の特定を急いで進めたそうです。
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