大阪でアホになる

　二泊三日で南紀勝浦に家族旅行に出かけました。予想通りの大渋滞。途中の観光地・潮岬まで普段なら４時間弱が６時間かかりました。

　渋滞中の車中は退屈ですが、紛らわす新しいゲームを妻が考案しました。その名も「大阪でアホになる」。世界のナベアツの「３」でアホになるの変形バージョンで、ルールはいたって簡単です。

　運転手を除く乗客が対向車のナンバープレートに注目します。そして、そのナンバープレートに書かれてある地名を順番に叫んでいきます。例えば「和歌山」だとか「なにわ」だとかです。但し、「大阪」ナンバーの時だけ「アホ」になります。見逃したり、間違ったり、アホにならなかったら負けです。

　これだけです。渋滞の気晴らしにはもってこいの楽しいゲームです。

　絶対に守ってほしい禁止ルールが二つあります。ひとつは「運転手は参加しない」です。審判もダメです。運転手が対向車のナンバープレートに気を取られると思わぬ事故を起こしかねません。これだけは絶対守って、ゲームをそしてドライブを楽しんでください。

　そしてもう一つの禁止ルールは「大阪近辺ではやらない」。ただしこのルールはオプションです。お好みによっては大阪市内でこのゲームをしていただいても構いませんが、お分かりのように「アホ」が連続しすぎます。

　写真は本州最南端の潮岬灯台から太平洋を望む（８月１４日午後３時半ごろ）。　

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