能登のみなさん こんにちは
まさに20年前のこの時2004年11月6日14時14分41秒に、このブログが始まりました。この間、44歳だった私は当然64歳になり妻もそこそこに。両親は亡くなり、娘息子も37歳、36歳になりました。孫もできました。幾年月な感があります。
最初のブログタイトルは「水吞地蔵日記」で、「大阪、奈良を分ける生駒山。その中腹に位置する水呑地蔵の四季折々を綴ります。」と始まりました。ブログの何たるかも分からず、この日6本も投稿しています。水呑地蔵にそうそう足を運ぶこともなく、いつしかタイトルは「憂い顔の造花卸売問屋社長からの手紙」に。大江健三郎の小説「憂い顔の童子」と毎日新聞地方版にあった「支局長からの手紙」を掛け合わせました。このタイトルをご覧になった毎日新聞松江支局記者時代の支局長・故F.Kさんから「岡田君に憂い顔は似合わない」とご指摘を受け、「えびす顔の造花卸売問屋社長からの手紙」に変えました。2022年1月に100年続いた造花会社をM&Aで譲渡し社長を退任。現在の「えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙」に落ち着きました。いつのころからか副題も「かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙」に。
アップした手紙は約100本の非公開も含めて7268本。日割にすると一日0.995本です。一日1投稿に足らないのが味噌です。途中何度かブログを止めようと考えたこともあります。私の至らなさで人を傷つけたり、ご迷惑をおかけしたり。覚えている限り、削除した記事は3本、大幅に修正したのも2本あります。細かい訂正、修正は数知れず。商業新聞だったら、何度お詫び記事を書いていたことか。今もご迷惑をおかけし続けているでしょう。すみません。
ノーベル賞受賞者の講演を聴きに行き、「まず千分の一を目指した」と話されたのを真に受けて工夫を重ねたというよりは、コンテンツの量が増えたことで最近はgooブログ約300万中3000位内外をキープしています。一日の訪問者数は300人程度、ページビューは約500です。これも検索エンジンのアルゴリズム次第で途端に変わります。たしかに1/1000には到達したものの、なにかしら中途半端。ここから先が難しいと気づきました。
20年経って、この手紙をどんな風にしていこうか、ちょっと迷っています。そういいながら、何の信念もなく続けていくような気もします。
長年にわたり拙い自慢話にお付き合いいただきありがとうございます。とりあえずこれからもよろしくお願いします。
以下のアドレスから、20年前の手紙をご覧になれます。20年経っても進歩ありまへんな。
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