東京出張中、お得意様に日本橋・三越百貨店本店で華道家・假屋崎省吾さんの世界展が開かれていると教えてもらい、見てきました。
そのお得意様によると、假屋崎さんは「花束などお花を持っていたり身に着けている男性は入場料はいりません」とテレビでPRしていたそうです。
これは1000円助かると、仕事で携行していたアメリカンビューティー(エンジ)色のブーゲンビリアの一枝をブートニア(男性が胸元につけるコサージュ)に見立てて、会場に行きました。
自分でその番組を見たわけでもなく、入場入り口の若い女性に恐る恐る、
「あの、お花を身に付けている男性は無料で入れると聞いたんですが、これでもいいのでしょうか」
と、コートで隠れている背広の襟のボタンホールに挿したブーゲンビリアをチラッと示して尋ねました。
一瞬怪訝な顔をされたのですが、そのブーゲンビリアを見るや否や、にっこり笑顔で、「ハイどうぞ」と言ってもらえました。
それにしても、お花を身に付けている方は入場無料とユーモアたっぷりな假屋崎さんのセンスに比べ、ブートニアを胸元に着けるのを恥ずかしがっているようじゃ、花屋(造花屋)の社長は務まりませんね。
ところで、假屋崎省吾さんの世界展、素晴らしい。お花を大胆に使う構図、色彩の妙は凄い。マスコミに頻繁に取り上げられる理由が分かりました。
場外には著名人からのお祝いの花スタンドがたくさん。假屋崎さんへのお祝いだけに、それぞれのお花屋さんも気を引き締めて作られたのでしょう。カラーリリーとモンステーラだけのスタンド(写真)、真っ赤なアマリリスと大きなカサブランカリリーを配したのなど、これらを見るだけでも勉強になります。
先ほど帰宅しました。出張中、更新もしないのにえびす顔の造花問屋社長からの手紙をご覧頂いたファンの皆さん、ありがとうございます。
これから先は宣伝です
造花のことなら、大阪で90年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
(有)ニューホンコン造花のホームページです。
http://nhkf.jp
「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、梅田・旭屋書店で好評発売中
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