フリーメーソン東京ロッジ東京タワーのすぐそばにある日本グランド・ロッジ=東京都港区芝公園で
「秘密結社」フリーメイソン日本本部50年 一般入会も 2008年01月04日06時08分朝日新聞
何故だろう。? といぶかる向きも多いが、シオンの議定書を読めばすぐわかる。
(前略)フリーメーソン支部を世界各国にどんどん増設し、そこへ 名士になりそうな人物、現に名士である人物を引き入れる。
それというのも、それら支部は重要な情報集積所であり、情報を流す出口でもあるからである。
メーソンの全支部は、われわれだけが承知していて他には絶対に誰も知らない中央管理機構の下に置く。その機構を構成するのは、われらの学織ある長老たちである。支部には代表者がいるが、彼らは上記のメーソンの真の管理機構を覆い隠すために置かれるものであり、標語や計画は蔭の管理機構から発せられるのである。これらの支部に、革命的分子やリベラル分子をすべて集めてしっかり結び合わせる。この中には社会の全階層が含まれるのである。極秘の政治計画なるものもわれわれは熟知しているし、計画が立てられたその日のうちにわれらの指導部の手に入手される。国際警察や各国警察の代理人は、ほとんどこれら支部に参加しているが、彼らは不法な者に対して特殊な措置を講じるのみならず、われわれの活動を隠蔽し、しかも不平不満を起こさせる口実を提供してくれるので、われわれにとってはかけがえのない存在である。 (中略)
しかし、後をよく読んでおかなくてはならない。
秘密結社に喜んで入ってくるのは、世渡りがうまく出世第一主義で、一般人の中では軽薄に属する人物が多いので、彼らを御してわれわれが仕組んだことを片付けさせるのは、さして苦労のいることではない。その世界で何かゴタゴタめいた事が起こったとすれば、あまりにも強固になった団結を破るべく、われわれが少々撹乱しなければならなかった場合である。
だが、計画遂行の中心には、これ以上信頼できる人物はいないというわれらの下僕が先頭に立っている。われわれだけがメーソンの活動を指導し、他の誰にも当らせないのは、極めて当然のことである。ゴイムに至っては無知蒙昧であって、どこへ行くべきか、活動の一つ一つの最終目的は何であるかを知っているのは、われわれだけだからである。ゴイムは、通常、彼らの考えを実行する際に、やたらと自分の説に固執し、自説の一時的満足にしか頭が回らない。しかも、その自説たるや、われわれが彼らに吹き込んだものであって、本当に自分が考え出したものではないことに気が付きもしない。(中略)
われわれは、同胞のほかには誰も気付かないように、本人自身でさえも死刑宣告されたことが判らないように、巧みにメーソンを処刑する。必要とあれば全員あたかも自然死のごとく息を引き取るのである……そのことが解っていても、同胞はあえて抗議はしない。かような方法を用いて、われわれはメーソンの中から作戦計画に敵対する者を根こぎにしてきたのである。われわれはゴイムにはリベラリズムを説くけれども、同時に一方では、わが民やわれらの代理人たちにはひたすら恭順に服させる。 (後略)
ということが待っている。であるから、物好きで、悪の巣窟に足を踏み入れるものではない。 何故、朝日新聞かと言うことも、『シオンの議定書』をよく読めば、自白しているからおもしろい。
【記事引用】「秘密結社」フリーメイソン日本本部50年 一般入会も 2008年01月04日06時08分
世界史の裏舞台の立役者として語られることもある「フリーメイソン」が、日本本部を東京につくって50年。日本の会員数は現在約2千人と言われる。秘密結社を描いた映画「ダ・ヴィンチ・コード」のヒットなどで入会希望者が増え、最近は一般向けの入会相談も受けるようになっている。
東京タワーの足元。緑に囲まれる反射ガラスの建物、フリーメイソン日本グランド・ロッジ(本部)を訪れた。広報担当の渡辺一弘さん(75)と北村安忠さん(82)が出迎えてくれた。 地下に、青と白で統一された部屋があった。儀式や集会を開くホール。中心に台座があり、まわりに3本の棒が立つ。円天井には星座のような明かり。入り口には、2メートルほどの高さに地球儀と天球儀が掲げられている。 「いずれも儀式で使うものです」と渡辺さんが言うが、どういう儀式なのかは教えてくれない。 「儀式は寓話(ぐうわ)の形をとっていて、それをいくつも覚えていくことで人間形成をする」という。
渡辺さんが会員になったのは75年だ。友人の夕食会に何度か招かれ、次第にフリーメイソンの集まりだと知るようになった。「縁のなかった人たちと知り合い、人間の幅を広げられた」。「海外で人に会ったとき、握手の仕方や独特の言い回しで会員だと分かり、すぐうち解けたこともある」 日本には米軍基地のある都市を中心に17、18カ所のロッジ(集会所)がある。日本の会員約2千人のうち9割近くが米軍関係者で、日本人は約300人ほど。そば屋の主人、大学教授、小売店主など職業は様々という。
日本にフリーメイソンが入ってきたのは18世紀後半と言われる。鎖国中に交易のあった東インド会社のオランダ商人が最初の会員だった。19世紀半ば、海外にいた日本人も会員になった。学者の西周(にし・あまね)はオランダで入会した記録がある。 戦時中、全国のロッジは閉鎖されたが、戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の駐留とともに復活。57年3月、現在の場所に本部が作られた。GHQ幹部や米軍関係者との接点を求めた政治家や財界関係者が次々と会員になった。鳩山一郎元首相もその一人だ。70年代には会員は5千人規模に膨らむ。しかし以後は下降線をたどった。
状況が変わったのは06年。「ダ・ヴィンチ・コード」のヒットで「入会したい」という問い合わせが相次ぎ、1年ほど前から月1回、入会相談会を開くようになった。しかし、「人脈作りを期待したり、秘密結社という想像を膨らませたりして入って、期待と違うとやめていく人が多い」と渡辺さん。会員数は現在、横ばい状態だという。 《フリーメイソン》 世界最大・最古の「友愛団体」をうたう。
20歳以上の成年男子で、何らかの信仰を持っていることなどが入会条件。会員2人の推薦と、3人の面接を経て入会が認められると、1時間半ほどの儀式を行う。 日本グランド・ロッジによると、中世のイギリスで宮殿などの建造のために集められた石工職人の組合が起源という。設計や建築技術を伝え、各地を歩く職人を見分けるために、秘密の認識方法が生まれた。コンパスと定規の印がその時代の名残という。現在、世界に数百万人の会員がいるとされる。 【引用終了】