何故か、各関連工場、関連企業の火災が相次ぐ・・・
2012年4月22日の三井化学岩国大竹工場、
2012年09月29日の住友化学愛媛工場、
2014年01月9日三菱マテリアル四日市工場、
そして、
今回は
日鉄住金鋼管川崎製造所の火災・・・!
何と隣接地に原子炉が存在したとは・・・?
先の工場火災で問題視されたのは、劣化ウランの存在である。
これ程まで、身近に劣化ウランの大量備蓄があろうとは、
予測したことがなかった。
かの3.11東日本大震災時にも、
千葉県市原市のコンビナート火災では、
コスモ石油千葉製油所の劣化ウラン保管所が、
一部延焼したことで話題になった。
こうなると、
ほとんどの大企業の工場群には、
劣化ウランが日常的に保管されているということになる。
保管していない企業を探すほうが、難しい。
これらの劣化ウランはどこから供給されたものか?
日本は建前上、ウラン濃縮は行われていないのである。
原子炉燃料の再生処理もまだ始まっていない。
この二つがなければ、劣化ウランは生じないのである。
一番考えられるのは、
原子力発電所で公然秘密で行われているとしか考えられないのだ。
そして、
日常的に企業の工場群に存在するということは、
ビジネスとして機能していないと考える方が可笑しいのである。
日本が劣化ウラン弾製造国であるというのは、
本当だったのか?
劣化ウラン弾を製造できるということは、
ウラン濃縮もできるのであり、
当然のことながら、
海洋国家日本は、豊富な重水素・トリチウムがある。
小型核融合爆弾もお手の物であると推察する。
中性子爆弾、
バンカーミサイルなど精密小型核爆弾などは、
お手の物であると推察する。
当然の推察である。
それにしても、
至るところに原子炉があるものだと、感心するやら、
驚くやらである。
劣化ウランの恐怖
【転載開始】
神奈川・川崎市川崎区浮島町の日鉄住金鋼管川崎製造所の敷地内で24日、火災が発生し、隣接する花王の工場に延焼した。
火災のあった製造所は今年6月に生産ラインを終了し、解体作業が進められていた。冷却塔を取り外すための溶断中にガスバーナーを使っていた作業員が「飛び 散った火花が燃え移った」と話していることが24日、県警川崎臨港署への取材で分かった。作業員が消火器で対応したが、火は一気に燃え広がり、上空は黒煙 が立ち込めた。鎮火したのは約5時間半後でけが人などは出なかった。
出火当時に爆発音を聞いたとの目撃情報もある。元東京消防庁消防官 で防災アナリストの金子富夫氏は「50年も稼働していた工場で、積もり積もった油やススなどが、燃えたのでしょうが、あの黒煙は尋常ではない。なにか廃油 や危険物が貯蔵されていたのではないか」と指摘する。日鉄住金鋼管側は原因不明としながら「建物内に有害物質は保管していなかった」と説明する。
「風向きに助けられた。西風が吹いていたらどんな被害になっていたのか」と声を震わせたのは地元の脱原発関係者だ。延焼した花王は製造所から西南側に位置し、東南側には東芝原子力技術研究所が隣接する。この東芝の敷地内には実験用の原子炉が設置されているのだ。
同研究所には1960年代に造られた2基の原子炉があり、1基は2003年に廃炉となったが、核燃料廃棄物は保管されたまま。もう1基は原発の新規制基準 による審査中で停止となっている。半径100メートルは原子力災害対策重点区域に指定され、厳重な規制が敷かれている。川崎市危機管理室によれば、火災発 生後、東芝側と状況確認を徹底したという。
「川崎の原子炉は実験用で出力が小さいとはいえ、放射能はたっぷり含んでいるわけで、事故が起 きれば市内どころか首都圏が汚染される。多摩川を挟んですぐ羽田空港があり、飛行機が墜落する可能性もある。3・11以前からこんな密集地に原発施設があ るのはおかしいと抗議活動が行われていました」(前出の関係者)
あわや“原子力事故”となる寸前だったわけだ。地元住民や関係者らが背筋を凍らせたのも無理はなかったわけだ。
【転載終了】