以前にある番組で美輪明宏さんが「住んでいる家の面積が広くなるほど不幸になる」っておしゃってました。
そんなことはないだろうと思いつつ、半ば信じている部分もあります。
前にも書きましたけど、自分は高校時代まで4畳半と6畳二間の風呂なし
アパートに住んでいました。
もちろん個人の部屋などあるはずもなく、外観もオンボロだったので
地震とかくると友達に「お前ん家、大丈夫か」とからかわれるほどボロアパートでした。
でも全然苦じゃなくて逆にネタになっていいなぁ位のノリでした。
唯一悩みだったのが彼女ができたら連れてこれないなと結構本気で考えていました。
(結局この家を引っ越すまで彼女はできなかったので取り越し苦労だったわけですが・・・)
そんなんで家族関係もよかったわけです、反抗期とかも無かったわけで上手くいっていました。
それが大学の時に今のマンションに引っ越してきて、自分の部屋を持てるようになると
ご飯とかもそこで食べるようになり、会話も減り、ゆるやかに、しかし確実に
関係が崩れ去っていきました。(かといって引きこもりじゃないですよ)
これを打開するには家を出るのがいいっていうのは分かっていて、
過去なんどか実行しようと不動産屋をまわったこともあったんですけど
どうにもふんぎりがつかず現在に至ります。
って話はそれてしまいましたが大きな家に住んでる人をみても
羨まないでいきましょう、案外心の中は空虚かもしれないので・・・
