これが私の生きる道

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年取ると話がクドクなるのはなぜ?

2006年09月17日 22時48分27秒 | 思うこと
 最近とみに思うのは、人は歳をとると話がクドクなるなぁ
ということです。
自分の職場でも60歳すぎのスポーツ好きのおじさんが
いるんですけど、同じ話を何回もします。

 未だに荒川静香の金メダルやワールドベースボールクラシックの話を取り上げて
「あの今江のエラーはひどい」「何であそこで大塚じゃなくて藤川出すんだ」
ってもう半年も前のことを、自分の解釈を交えて解説します。
自分もスポーツ全般好きなので言っている事は理解できますが
相槌打つのもいいかげん疲れました。
そのくせ、こっちが話題をふっても興味がないと
全く乗ってこないで話を切り替えてしまうのがイライラします。

 それはそうと、今日買い物から帰ってくると、居間で母が友達と話していました。
この友達は近所の立派な一軒家に住んでいて、
うちよりよっぽど広い家なのに何故かよく来ます。
居間と台所はくっついているので昼飯を作っていると
否応なしに二人の会話が耳に入ってきます。

 歳をとるとあっちこっち痛くなるだのあっちの病院はひどいだの
要はどうでもいい話です。
学生の時に病気自慢している人や試験前になるといかに自分が勉強していないか
ベラベラしゃべり始める人っていますよね、
ああいう話を聞いている時のトホホな感覚に襲われました。
 あそこの家はどうしようもないって、
家庭崩壊している自分のうちの方こそ何とかしろよ、
って心でつっこみ入れていました。

 そんなで早く台所から退散しようと急いでいるとその母の友達が
話しかけてきて「おばさん達の話って面白いでしょう?」って
問いかけてきました。
もう凍っちゃいました。自分達では面白いと思ってたんだ。
絶句するってこういうことなのかと思いました。
もういっその事「面白くないだけじゃなく腹立たしいよ」
って言ってやればよかったです。

 人間は年齢と共に周りと自分自身が見えなくなるのは
間違いないんだなぁ、自分はそうならないようにしようと心に誓いました。

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