これが私の生きる道

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宇多田ヒカルが戻ってきた。

2006年09月14日 20時56分54秒 | 音楽
 もう随分前の話になってしまいますが
宇多田ヒカルのライブに行ってきました。
あまり好きではなかったさいたまスーパーアリーナでしたが
今回はあの会場で良かったなぁと思いました。
いつもは公演中ずっと点灯している誘導灯も消えていたし
あの演出を表現するにはこの位の器がちょうど良く感じました。

 今回は旦那の紀里谷氏が演出するというので期待していましたが
想像以上にいい出来でした。
今はやりのセットの後方にビックビジョンを据える方式でしたけど
映像が本当によかった。
今までのライブの中でも秀逸でした。
映画監督はダメだったけど、こういうことをやらせたら
天下一品です。
 自分は1階席のステージからは離れた後方の席でしたが
あの映像を観るには段差もあってちょうど良かったです。
アリーナ席よりも良かったかも、と珍しく思いました。

 それにセットリストも中盤の「UTADA」名義の英語歌詞の3曲以外は
全てシングル曲の大盤振る舞い!
アルバムの中心曲である「BLUE」すらも歌わなかったのは
自分的にはかなりびっくりでした。
これだけ偏った選曲をするアーティストは観たことなかったし
ファンクラブもないしで
宇多田ヒカルは色んな意味で型破りな人です。

 一つ難点をいえばアイドルのコンサートでよく用いられている
蛍光ライトが振られていたことです。
あれどうみても演出の妨げになっていてすごくイライラしました。
何であれを堂々と使わせるのか理解に苦しみます。
あれを使いたければエーベックスやジャニーズのライブに行けって。

 そんなすごいライブだったのにチケット溢れていましたよね。
当日チケット売り場の前でも「チケット売ります」な人が結構いました。
世間って結局イメージだけでチケット買っている人が多いってことですね。
「宇多田ヒカルか、最近話題にも出てないし別にいいや」みたいな。
あんないいライブだったのに本当にもったいない。

 ヤフオクでも定価以下で売り出されていたし
このチケットで一儲けしようとしていた人が焦っているのを想像して
「ざま~みろ」って思っていました。
チケットを売って小銭稼ごうって何かしみったれているっていうか
セコイなぁ~って。

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