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小保方問題は他人事じゃない

2014年04月02日 19時23分11秒 | 芸能・テレビ
STAP細胞のニュースが連日報道されていますが
自分は小保方さんには同情的な立場です。
そもそも、この発見が本物だとしてもそうでないとしても
この世界中の9割以上の人には実害があるわけではないし
佐村河内氏のことと同様、
こういうことで本当に目くじら立てる人をよく見かけますが
第三者的に何か面白いニュースを提供してくれてんな、
って思ってみてます。

おそらく重大な発見に比して、色々ずさんだったんだろうなぁ、とは思うんですけど、
過程より結果を重視している人なんでしょう、
例えば、この先、あの論文に書かれていることにちょっと手を加えて
立証が成功したら、また手のひらを返したように
賞賛することは想像に難くありません。
あちらの専門機関的にはそれでは許されないでしょうが
世論的にはまぁ本当に出来たんだからいいじゃん、
ってそんなもんです。

小保方さんを擁護しているのは、
あらゆる責任を彼女に押し付けている点からです。
成功したときは、社としての功績にするくせに
失敗したときには、個人のせいにするのは
何も理研だけの話ではありません。
自分もいくつかの会社に勤めてきましたが
この会社と同じようなことを何度も目にしてきました。

社の体質もそうですが、
部下のミスをかばったりかぶったりしてくれる上司の少ないこと、
今頭に浮かぶ人は2人しかいません。
そのほとんどが、俺は知らない、聞いてない
そんな人ばかりです。

別に全部の責任をもってもらいたいわけではなく
一緒に謝ってくれて、建前でも自分も監督が届かなかったとか
言ってくれればそれだけでいいわけです。
それを言い訳じみたことを言って
それの方がよっぽどカッコ悪くて印象が悪い、って
気づかないのかなぁと不思議に思います。

理研の調査委員会の人は年収何千万も貰っている人でしょうから
本音はさておき、もし会社に非があるような報告を出したら
それこそ自分たちの立場が危うくなるわけで
彼女一人に責任を押し付けるは当然といえば当然です。
もしこの論文が立証されて
小保方さんがこの研究の成果が自分だけのものと
発光ダイオードの時のように裁判で訴えたとしたら
今度はこの研究は社の成果として主張する理研が見られる日を楽しみにしています。
小保方さんにはぜひそのリベンジを果たしてもらいたいです。

理研っていうのも「利権」を想像させて嫌なもんですね。
散々言われていることですが、マスコミもムーミンだ割烹着だ、
持ち上げるだけ持ち上げといて
今度は批判する立場ですからね、
しかも取材元は新聞だったり雑誌の記事を紹介するだけで
こんなに楽な商売はないですよね。

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