これが私の生きる道

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武器を手に入れる

2011年06月12日 19時39分18秒 | 思うこと
最近よく思うのは
何か一つ武器をもつってことは大事だなということです。
学校ではどちらかというと
ある程度、平均的にそつなくこなせる方が尊ばれる傾向があって
実際、苦手教科があまりなく
人とぶつかり合うことが少ない自分にとって
そこは楽園のような場所でした。

しかし社会に出ると
平均的にそつなくこなせることは
周りの人にとっては喜ばれることが多いのですが
こと自分的には気苦労なことが意外と増えます。

とりあえず任された仕事を大体70点で
それなりのスピードで処理できるので
そんなに大事じゃないけど
やっておかないと本社からクレームがくるような仕事を頼まれることが多く
それをしてしまうと
また次も頼まれるという悪循環に陥ります。
しかもそれをしたところで
昇給に結びつくようなことは決してありません。

そこまでお金にこだわっているわけでもないですが
そこで評価してもらわないと
どうしても不公平感を抱いてしまいます。
シフト制ですが、有休を周りの状況を見ずに
バンバン入れることもできず
有休消化数に10日以上の差がついてしまうのも
不満の種です。

と只の不満まきちらしになってしまいましたけど
こういう風にならないためには
やはり何か飛びぬけた武器をもたなきゃならないなぁと
思うわけです。

先ほどまで「IPPONグランプリ」という大喜利番組を見ていましたが
これでバカリズムが3回目の優勝を飾り
完全にこれで一つのステータスを達成しました。
劇団ひとりも「陰日向に咲く」で
本職でないわりに面白い小説を掛けるということで
その後のイメージアップにつながりました。
こういう一芸を身につけると
同じようなレベルのことを言っても
面白く感じるから不思議なものです。
バカリズムも劇団ひとりも
これ以外にも面白いとは思いますが
箔がついたのは間違いありません。

一般の会社でもこの仕事はこいつしかできない
というのがあると
すごく職場での居心地が良くなったりします。
今までの経験からして
そういう人はわがまま言っても
たいてい受け入れらます。
それは仕事の能力だけに限らず
例えばえらく気が強いとか
相当、上の役職の人と仲がいいとか
そういうものがあると
たとえ仕事ができなくてもいいポジションにつけます。

そこで自分には何があるだろうか
色々考えてみてこれはどうかというものを見つけました。
それは、責任逃れをしないということです。
昨今、自己責任とかで
何をするにも自分では責任を負わないような発言や仕事をする人が多いのですが
例えば、何か説明するときにも
「~だと思います」とか完全に言い切らないことが多くて
そういうことをすると何も決定できないし、好きじゃないし
本当に自分が原因なら仕方ないじゃん、
って思っているので
ぱっぱと物事を決めていたら
仕事ができると錯覚されるようになりました。

でももっと有無を言わせないような武器があれば
サラリーマン生活も楽に感じそうなんですが
周りがみんな物分りのいい人になった方が
もっと楽になるか。


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