時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

ねこを電子レンジで焼き殺す

2008年01月09日 07時50分55秒 | 社会・経済
猫を電子レンジで焼き殺す=盗みに入った少年-カナダ。


芥川龍之介の短編で『蜘蛛の糸』という作品がある。多くの教科書に掲載される作品だから、大抵の方はご存知だろう。
人を殺したり家に火をつけたりいろいろ悪事を働いたカン陀多が、蜘蛛の助けたのは何故だろう?
単なる気紛れとも思えるが、それでは読書感想文じゃ点にならない(笑)。
カン陀多にとって蜘蛛は生かすも殺すも自由なちっぽけな存在だ。そんな存在であるが故に慈悲の心が働いたのではないか? このカン陀多と蜘蛛の関係は、御釈迦様とカン陀多との関係に相似する。御釈迦様にとってもカン陀多は生かすも殺すも自由なちっぽけな存在である。そのカン陀多が蜘蛛に対して慈悲の心すなわち仏の心を示したからこそ、御釈迦様もカン陀多を救おうと仏心を示した――なんて書けば中学程度の読書感想文なら高得点かな(なんて役に立つブログだろうwww)。
冗談はともかく、こうした弱い者に対する慈しみの心情は多くの人間が備えていた物ではなかったか?
ところが昨今の小動物虐殺を見ると、失われつつある危機感を覚える。これは幼児虐待にも通じる。
この数日間でも3歳児の足を骨折させた男乳児を壁に投げつけるなど虐待していた男のニュースが伝わっているが、自分に抗えない力が弱い者を平気で甚振る点で、小動物虐殺と幼児虐待には大きな共通点を感じる。重大事件が起きる前に動物虐待事件を真剣に捜査しろと何度も主張している理由はここにある。
家電メーカーさんにお願いだが、調理に便利だからといって、あまり大型の電子レンジは発売しないで頂きたい。もしも子供が入るほどの大型の電子レンジが売り出されたら(おぞましすぎるので以下自主規制
残念ながら一部の人間の心は、そこまで病んでしまっている……。

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TDLで、また事故

2008年01月09日 06時17分00秒 | 社会・経済
8日午後2時20分ごろ、東京ディズニーランドでパレード中の山車の支柱が折れて装飾物が約3メートル下の地面に落下する事故が起きた。見物客に怪我は無かった。東京ディズニーランドといえば、3日に「スイスファミリー・ツリーハウス」で小火騒ぎがあったばかり。また、昨年12月9日にはシステム障害で園内41のアトラクションのうち25施設が停止する事故も起きている。

以前にも一度書いたが『ハインリッヒの法則』という物がある。ひとつの重大事故が起きる背景には29の小さな事故が起きており、さらに300のヒヤリとする出来事が起きている。JR西日本・福知山線の脱線事故やボンバルディア社製航空機の胴体着陸事故も、みごとに合致するそうだ。
大阪のエキスポランドのような大事故が発生する前に、オリエンタルランドは徹底的な事故調査を行い、再発防止に全力を尽くすべきだろう。
●関連過去記事
『ハッとして!BAD』
『子供が死んでからでは遅すぎる』

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