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NHK記者、無免許運転で逮捕

2008年01月29日 05時33分19秒 | マスコミ
インサイダー取引で世間の非難を浴び、さらに無断で偽造ナンバープレート張り付けという珍事件を起こしたNHK。
今度は記者が無免許運転で逮捕される不祥事を起こした。

スピード違反を容認する気はないが、うっかりスピードを出し過ぎてしまうことはあるだろう。だが無免許運転となれば、同じ交通違反でも、まったく話が変わる。運転する前から、違法行為であることを本人が解っている訳だ。過失犯と故意犯では悪意が異なる。
そもそも「昨年11月に追突事故を起こし、今年1月23日から60日間の運転免許停止処分を受けていたが、いずれも職場に報告していなかった」という部分が大問題。これは違反した記者個人の問題ではなく、組織が正常に機能していない表われである。NHKは腐り切ってる――と捕らえられても仕方ない。

もしも、この記者が新聞社や民放の記者だったとして、NHK記者がこのような犯罪を起こしたら、どう報道しただろう?おそらく大きく報じるだろう。今のこの時期にNHK職員が逮捕されれば大きく報道される――そんな予測が働かないならば、この記者には記者としてのセンスが欠如している。
しかも緊急の報道現場へ掛け付けるため、そして自分以外に行ける人物がいなかった――なんていうのなら、決して認められはしないが、頷ける部分がある。でも「知人の葬儀に向かう途中」って……。なによ、それ????
そんな物、タクシー使って行けよ!!!


●独立エントリーにする間でもないが、一言おまけ
「裁判に遅刻」と特急止める――長野地検副検事。

しょうがないうっかり法曹人だと思う。
「病人などのほか、受験生など事情を聴いた上で指令が緊急と判断すれば、特急を通過駅で止めることもあるという」という部分を取り上げて、「うっかり乗り過ごしで臨時停車させるのは甘い」というマスコミ批判がある。
だが裁判には被告・原告、多数の人間が関わっている訳で、この副検事が出られなければ広く大きな迷惑をかけることになる。受験生が落第する以上に社会的には大きいだろう。
この副検事がなんらかの処分を受けるのは当然としても、JRの臨時停車という措置は間違っていないと思う。

コメント
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