オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

身体の老化

2018年05月19日 | Weblog

細胞のDNAが傷つくと、DNAが修復されるが、正常な細胞とはならず、最後は老化して死んでしまう。

 正常に修復されない場合は、癌細胞になって増殖してしまうこともある。正常な細胞が減って老化細胞が増えるのが老化。最終的には癌細胞に侵略されて死んでゆく。人間の身体には、正常な細胞と、老化した細胞と、癌細胞があり、この比率で若者、老人、病人に分かれる。正常な細胞は次々に増殖してゆき、正常でない細胞は老化して死んでゆく。この増殖と死滅は絶妙な制御によって維持されている。この制御が利かなくなったのが「癌細胞」である。絶妙な制御と言ったが、その仕組みは複雑怪奇で一部しか解明されていない。

人間の細胞は約37兆個あると言われている。

 それぞれの細胞には個々の37兆個分の一の役割があり、何らかの役割を果たしており、個々の細胞はそれぞれに異なる存在である。この中で老化した細胞が死んでゆくと体の各所が櫛の歯が欠けたような状態で劣化して行くことになる。よって体の各部に老化現象が現れる。各細胞は37兆分の一の役割を果たしているのである。当然ながら死滅した細胞は永遠に蘇らないし、その後に増殖により生まれてくるだろう細胞も消滅する。人間一人の一生が細胞単位でも営まれていることになる。増殖できるのは正常な細胞だけであり、その増殖さえも無制限ではなく総体でコントロールされている。健康的な生活と十分な栄養摂取をすれば細胞の増殖は促進され、若さを保つこともできる。

たとえば、自分の爪を観察してみればいい。

 若い頃はつやつやのふっくらした丈夫な爪であったが、年を取ると艶がなくなりもろくなり表面に縦の筋が出たりである。確かに栄養不良や内臓疾患の疑いもあるが、同様のことが老化によって生じているとも言える。爪の細胞に欠落が生じているのだろう。髪の毛も皮膚も同様でないかと私は思っている。老化によって細胞の一部が欠落し、正常な(若かった頃の)状態からすると老朽化が目立つことになる。これが脳や内臓であれば事は深刻である。DNAが傷ついた細胞は基本的には増殖することなく自らの遺伝子の制御で自己死するが、この仕組みが壊れたのが癌である。不良細胞にもかかわらず、無限増殖してしまう。良性の場合は特に問題ないが、悪性の場合は全身に行き渡り死に至ることになる。老化を防ぐには、細胞のDNAを傷つける機会を少なくすればいい。そして新しい正常な細胞を多く作り出せばいい。活発な新陳代謝である。老化細胞は死に、ガン細胞は最小限になる。

DNAを傷つけないためには、原因をなくすこと。

 飲食物、大気、体に触れるもの、紫外線、放射線など、そして人間の怒りや悲しみや不安・恐怖などの感情である。これらの原因により直接もしくは活性酸素が増大することなどによりDNAを傷つける。個人でできることは化学物質を避け、過度の紫外線や放射線を浴びる機会を少なくし、余計なストレスなくおおらかに楽しく生活することである。現在の感性を大切にして、その感性に基づいていろいろなことに興味を持ち、自分の一番楽しいと思うことに一生懸命熱中することだと思う。それを可能にするのは、いろいろな環境に身を置いていろいろな人達と交流することだと思っている。自然に生きているのが一番なのかもしれないし、なおかつ、自然からの悪影響を最小限にしていけば人間はもっと生きられるかもしれない。


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