西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

世捨て人がmixi(ミクシィ)と出会って

2006年01月20日 01時02分00秒 | Weblog
小説『北校舎』、第一章が終わってちょっと小休止。

私の風邪が治って猫の風邪が治ったら、今度は母が風邪らしい。「全身が痛い」と言って、一昨日から寝込んでいる。私も猫もまだ若いからそう心配も要らないが、母のような高齢者が寝込むと、かなり心配になる。まして86歳で現役主婦バリバリでいつも元気な母の動きが止まると、我が家全体の空気が止まってしまう感じで、どうも重苦しい雰囲気になる。
まあ昨日の夜になって「だいぶ痛みがましになった」と、やや元気そうな顔を見せ始めたので、少々ホッとしているのだが…。油断は禁物、大事に至らないよう私も注意してやりたい。

私、猫、母と風邪が猛威を振るっている最中、知人からソーシャル・ネットワーキングサイト「mixi(ミクシィ)」を紹介され、加入した。
ミクシィは以前別の知人から紹介を受け一時加入していたが、その後友人知人の輪のつながりや広がりが全くなく、加入している意味がないように思い、昨年退会していた。そして今回、改めて別の知人からの紹介ということで、正直しぶしぶ気味に加入した。
ところがどっこい、今回は様子が違う。最近交流が始まった自主制作映画関係者を始め、元いた事務所の役者仲間や以前ラジオで共演した仲間、そして大学時代の先輩や後輩などとの長年来の再会もあり、マイミクシィと呼ばれる言わば友人知人登録は、加入から10日を過ぎて、既に22人に昇っている。もう完全にミクシィにハマッってしまっている状態だ。

元来友人知人が少なく、人との交流も少ない私が、事務所を辞めたあとは恐らくはひっそりとした暮らしに拍車がかかっていくのではないかとの思いで始めた、この世捨て人研究所の日誌であったが…。
思わぬことでこんなに交流が広がって「お知り合いが多くて凄いですね」だなんて言われてしまうような、そんな世捨て人、変だ。考えよ。