日テレNEWS24(1/24(日) 8:01配信) が、小泉信三氏のノートを報じている。
上皇が学習院高等科時代の上皇陛下に「経済学」をご進講するために用意し た『御進講覚え書き』に書かれていた言葉です。
『責任論からいへば、陛下は大元帥であられますから、開戦に対して陛下に御責任がないとは申されぬ。それは陛下御自身が何人よりも強くお感じになってゐると思ひます。』
『それにも拘らず、民心が皇室をはなれず、況(いわん)や之に背くといふ如きことの思ひも及ばざるは何故であるか。一には長い歴史でありますが、その大半は陛下の御君徳によるものであります』『新憲法によって天皇は政事(まつりごと)に干与しないことになって居りますが、(中略)君主の人格その識見は自ら国の政治によくも悪るくも影響するのであり、殿下の御勉強とは修養とは日本の明日の国運を左右するものと御承知ありたし』『人の顔を見て話をきくこと、人の顔を見て物を言ふこと』 『Good mannerの模範たれ』
(太字、下線は私。)
まあ、全ての生徒が教えた通りに生徒が理解して行動してくれるなら、世の中の教師は誰も苦労しないでしょう。
小泉信三氏が教え子に託した願いが叶ったかどうかかどうか、は言わずが花、かもしれません。
ただし、上皇は各国社交界に通じるマナーだけ完璧に身につけていらっしゃいました。
しかし今上陛下、皇后陛下のマナーは外国でも、国内でも、どこでも眼を覆いたくなるばかりです。
恥ずかしい一例ですが、この類いの写真はネットに沢山出回っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/7c/cc7a91c0263341dc3a7554744b4001f7.jpg)
2010年6月19日スウェーデンのビクトリア王女結婚式当日
「他国の王族も撮影していた」と擁護する人々もいるが、他国の王族の方々が撮影している位置は会場の中ではメインの場所ではなく、仕草もさりげない。
ヨーロッパの王族達は何処かで縁戚。いわば身内の結婚式に参加した王族同士が脇の場所で互いにスマホで記念撮影に興ずるのと、東洋の国から賓客として招かれた今上陛下では立場が違う。
結婚式で写真を撮ることが無礼ではなく、この場所この位置で堂々とカメラを突き出している姿が見苦しいのだ。
今上陛下はマナーの大切さ、皇族らしく振る舞うことの大切さを誰からも教えてもらえなかったのでしょうか。教えられても何のことかさっぱり理解出来なかったのでしょうか。
お小さいころから青春時代までの浩宮様は皇族らしく行儀の良さそうなかただったのに、いつからこんなにグダグダになってしまったのか。私は残念でなりません。