晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

日ごろの危機管理は大丈夫か?

2006-08-24 14:03:29 | 社会 生活 教育 文化
 去る、8月14日午前7時38分東京、神奈川、千葉の広範囲にわたる停電事故が発生した。朝食も済み、朝のニュース番組を見ていたところ突然画面が消えた。一時は昨日雷雨もあったことだし、その影響による停電でもと考えたが、まずは自分の家の電気関係によるものなのか、或いは地域全体の停電なのか隣近所の様子を見てみたが、一向に原因はわからないままであった。今の生活は電気がなければ何もかも止まってしまうシステムであり、確認のしようがない。思案の末、散歩時に使用している携帯ラジオに思いつき、スィッチをいれた。8時頃だったか東京港区を中心として広範囲にわたって停電していることが放送された。その段階では原因については分からなかったが、停電であることだけは確かな情報であった。電車も止まっていたが、おかげでその心配は必要としない身だが、約20分という時間は長かった。
 このような事態のときこそ、市の防災放送の出番と思い放送のあるのを待ったが、全く機能しなかった。勿論、停電しておりどうにもならなかったのだとは考えてみたが、本来ならば非常時のための自家発電装置が必要であるはずである。そこまで防災に関する措置を講じておいてほしいものだ。事実、防災放送があったのは職員の出勤してくる9時の前後、何分かの時であった。とっくに分かっているよといってやりたかった。時を同じくして電気も通じた。日本一小さな面積の市である。広報車を出し、市内を回ったとしても、それほどの時間は必要としないはずだ。全くこのような状態であれば、東京直下地震でも着た日にはどうなるのか哀れである。まもなく防災の日が近づいてくる。この機会にもう一度防災について考えておきたい。自分の命は自分でしか守れない。残念ながらそんな気持ちになった事件であった。
 後日、市役所からわけの分からない事故報告があった。市が発注した工事による事故と聞いて、なおさら憤りを覚えた。